飯田女子高で選挙出前授業

学校・教育

[ 2016年 2月 9日 火曜日 9時32分 ]

 飯田市上郷飯沼の飯田女子高校で8日、3年生(199人)を対象に県選挙管理委員会の選挙出前授業が行われ、実際に「未来の県知事選」の模擬投票も体験した。

 県選管では、ことし6月19日から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられることから、新たに有権者となる高校生に選挙の仕組みや投票参加の意義について理解を深め、政治や選挙に関心を持ってもらおうと、選挙出前授業を実施している。飯伊では、阿南高校(2年生と3年生)、飯田養護学校(高等部)に続いて飯田女子高校で開催した。

 選挙講座では、県選管の職員が、選挙権年齢引き下げの意義について「18~19歳は自らの考えを持っており十分判断する能力がある。少子高齢化により有権者に占める高齢者の割合が上昇する中、若年層の政治的影響力を高める。若年層の政治への関心や政治参加意識の向上が期待される」と説明。有権者としての心構えについて「他人任せにするのではなく、自分の意思を示した上で、その決定に積極的に関わる機会を持つことが必要」と強調した。

 また、選挙運動と政治活動、実際の選挙についても説明。「開票の結果が出て終わりではない。代表としてふさわしい政治か見守り続けることが大切」と説いた。

 続いて、未来の知事選の政見放送を上映し、飯田市選挙管理委員会が用意した本物の投票箱を使って模擬投票を実施。投開票事務も生徒たちが行った。投票を体験した女子生徒の一人(18)は「選挙講座を聞いて選挙について知らなかったことが分かった。模擬投票では3人の立候補者のうち具体的な政策に魅力を感じた候補に投票した。実際の選挙でも投票に行こうと思った」と語った。

 県選管の北島靖生委員は「7月の国政選挙は有権者としてこれからの第一歩を踏み出す機会。県内の各高校に選挙出前授業を呼び掛けており、これまでに30校近い学校で行っている。棄権防止のための呼び掛けも街頭や各高校で実施していきたい」と話していた。

  

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