飯田工業高校で課題研究発表会

学校・教育

[ 2013年 1月 25日 金曜日 17時52分 ]

 飯田工業高校で22日、3年生147人が1年間かけて取り組んだ学習と研究の成果を披露する「課題研究発表会」があった。来年度に飯田長姫高校との統合を控え、同校としての発表は最後。地元企業の関係者や保護者らが見守る中、電気科、機械科、電子機械科の計4クラスから事前審査を通過した8グループがステージ発表した。

 3年間の集大成と位置付ける恒例の発表会。ロボット製作、プログラム作成、コンピューター制御といった工業高校ならではの研究ばかりで、発想力豊かで独創的な作品も並んだ。

 電気科3年の3人は介護用ロボットを製作した。手足の不自由な人や高齢者を乗せて移動できる車体を想定した―といい、車体は高さ30センチ、大きさは横、縦とも1メートル、重さは約20キロ。「前へ進め」「後ろへ下がれ」「右旋回」などの指示を出すとパソコン内でデータ変換し、送信した車体内で音声の指示通りにモーターを制御する仕組み。実演すると来場者の注目を集めた。

 機械科のグループは、手製の気象観測気球にビデオカメラを乗せて3万メートルの成層圏まで到達させ、地球の曲線をとらえようと挑戦した。昨年11月、ヘリウムガスを詰めた気球を福井県永平寺町から飛ばし、地上8600メートルまで上がったとみられる。その後、埼玉県内の山中に落下し、カメラの回収はできていない。発表では「回収はできなかったけど、チームとして団結できた。良い思い出になった」と振り返った。

 このほか障害物を回避できる無人誘導ロボットや振り子時計、室内用の軽量模型飛行機「インドアプレーン」、ピッチングマシーン、振幅発電機などを製作したり、リニアモーターカーや金属熱処理の研究もあった。

  

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