第11回高校生ものづくりコンテスト測量部門の北信越大会が28日、飯田市内を会場に開かれた。長姫を含む、北信越5県の県大会を勝ち上がった5高校が作業のスピードや精度を競った。
同コンテストは外業と内業があり、うち外業は、同市水の手町の城下グラウンドで行い、「トータルステーション」と呼ばれる機器を利用してグラウンドに記された五角形の辺の長さと内角の角度を測定。特殊な計算式で誤差を調整しながら、図面を書く基となる座標値を算出した。
3人一組の各校の生徒たちは20分を超えると減点されるルールとあって緊張しながらも、真剣な表情で測定機を操った。
上越総合技術(新潟)が優勝し11月に東京都で開く全国大会への出場を決めた。
土木科2年の3人で組んだ長姫は3位だった。