飯田市初の高校生国際交流 12人中国へ出発

学校・教育

[ 2012年 3月 26日 月曜日 15時06分 ]

 飯田市が2011年度先進都市まちづくり交流事業で市内在住または市内の高校に在学中の高校生を対象に募集した「高校生の国際交流」の参加者12人が24日、中国に向け出発した。一行は、彬県から西安、上海、蘇州を訪問し、28日に帰国する。出発を前に、市長を表敬訪問した一行は「将来、この地域に貢献できるよう、多くのことを学んできたい」「「現地の人たちとの交流を楽しみにしている」などと抱負や意気込みを語った。

 参加者は、飯田高校7人、下伊那農業高校5人の計12人。1月6日の第1回打合せ会議を皮切りに、2月から3月にかけて事前勉強会を4回開き、中国語学習や飯田市の概要、訪問都市の事前学習などを行ってきた。

 4都市で交流会を開くほか、彬県では飯伊地区の支援で建設された米家寺飯田小学校訪問、飯伊地区で研修生が学んだ果樹園芸局訪問、上海ではリニアモーターカーや大型ショッピングモール見学、蘇州では蘇州農業職業技術学院訪問と日本語学科の生徒たちとの交流会、エプソン蘇州工場見学などを行う。即天武功が祭られる乾陵、シルクロードの出発点西の城門、兵馬俑抗博物館、上海を代表する観光地豫園・外灘などの見学も予定している。

 同交流事業は3年目。09年度はウルム市に3人、10年度はウルム市に3人と台湾に5人の市民を派遣した。11年度は初めて高校生を対象に参加者を募集したところ、予定の10人程度を上回る反響があった。

 22日に市長を表敬訪問した一行は「せっかく与えられたチャンスを生かし、たくさんのことを学んできたい」、「初めて海外で違う刺激を受けて見識や考え方を身に付けたい」などと一人一人あいさつ。

 牧野光朗市長は「自分の姿を見るのはなかなか難しい。この地域を知ることは、他の地域を体験してみて初めてわかる。この地域がどういう方向に進んでいったらいいかあらためて感じてもらえると思う。この地域から世界に打って出る地域を目指していきたい。リニア時代の主役となる皆さんにいろいろ体験してもらう、非常にいいきっかけになる事業」と期待。伊澤宏爾教育長は「実際に海外へ出掛けて体験することが一番力になる。外から日本を見るいい機会」と激励した。

  

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