飯田市教委が小中学校臨時休校を発表

学校・教育

[ 2020年 4月 9日 木曜日 15時06分 ]

 県の休校方針などを踏まえ、飯田市教育委員会(代田昭久教育長)は9日の会見で、市内にある全小中学校(19小学校、9中学校)を10日から臨時休校すると発表した。24日まで。休校中の学習支援として学習プリントを配布するなど、学習する機会の確保に努める方針。休校後は教育課程の弾力的な運用を図り、休校中の学習を補うとした。

 休校中の指導を行うため10日は午前中に限って臨時的登校とし、給食の提供もある。

 また学校の実態に応じて、児童生徒の学習状況の確認や生徒指導、健康観察を行うため登校日を設けることを認める方針。

 期間中は自宅で過ごすことを基本とするが、小学校では市が運営する放課後児童クラブ(児童館、児童センター、児童クラブ)や、放課後デイサービスに現在登録または通っている児童を受け入れる。感染防止策の徹底を図った上で、受け入れ時間は始業時から下校時まで。給食の提供はなく、それぞれ持参となる。

 中学校については、部活動など休校中の教育活動は行わないとした。

 県内で連日感染者が確認される中、県は9日からの2週間を「感染対策強化期間」と位置付けた。感染リスクがある公共交通機関を利用して通学するといった特性や、感染しやすくなるとされる「3密」(密閉、密集、密接)の回避を徹底する必要性を指摘し、県教委は県立高校などの休校を判断した。市町村立の小中学校などについても、県の方針を参考に検討するよう要請した。

 これを受けて飯田下伊那14市町村の教委でつくる連絡協議会は8日、臨時会を開いて休校する方針を確認した。

 市教委は3月24日に小中学校を新年度から再開する方針を発表。4月4、6日に入学式と始業式が行われ、児童生徒は学校生活をスタートさせていた。

 代田教育長は3月の臨時休校での経験を生かし「心と体のケアを考えたい」と述べた。

町村は13日から休校へ
県教委方針受け
24日までの2週間程度

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、県教育委員会が県立学校を臨時休校にするとした方針を踏まえ、飯田下伊那14市町村の教育委員会は9日までに、地域内の公立小中学校を休校とすることを決定した。飯田市は10日から、13町村は13日に休校に入り、高森町と売木村を除き24日まで続ける。

 高森町は村内3つの町立小中学校を13日から休校にするが、22日までとする方針。売木村は村立小中学校の休校期間を13日から19日までに設定し、1週間の経過を見守った上で休校延長か再開かを判断するとしている。

 阿智村内の6小中学校はいずれも13日から休校に入る。清内路小以外の4小学校では休校中、平時の登校時刻から下校時刻まで、教職員をスタッフにあてて学童保育を実施する他、村教育委員会はケーブルテレビでの予防啓発、デジタル教材の配信なども検討している。

 この他、複数の学校が臨時登校や家庭訪問などを行う予定。テレビやインターネットを利用した授業を検討している自治体もある。

  

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