飯田市立病院で高校生医療現場体験セミナー開く

学校・教育

[ 2011年 3月 13日 日曜日 12時03分 ]

 飯田市立病院で11日、信州大学医学部地域医療推進学講座「高校生医療現場体験セミナー」が開かれ、将来医師などを目指す高校生36人が参加。一次救命措置をはじめ内視鏡、エコー、気管内挿管、乳房検診、鶏肉を使った電気メス切開の実習、血液検査などを体験したり、CTやMRIの検査などを見学した。

 同講座は、長野県の医師不足に対応し、県内への医師の定着促進のための医学教育、医師養成、地域の病院への医師供給システムの構築を目的に開設された県の寄付講座。県内の高校生を対象に医療現場での体験、学習や医師の生の声を聞くことで医師の仕事や地域医療についての理解を深め、県内から医師を目指す高校生を増やすことを目的としたセミナーを2009年度からスタート。11年度までの3カ年計画で県内4地区の各病院で開催を進めている。

 2年目の今年度は8月に続いて、3月に飯田市立病院など4病院で開催。各高校の進路指導室を通して希望者を募集したところ、飯田市立病院には飯田高校34人、伊那北高校2人の計36人の参加者があった。内訳は1年生16人、2年生20人。男子9人、女子27人。

 開会式でオリエンテーション、病院概要の説明の後、6つのグループに分かれて院内の各施設の見学や体験を行った。一次救命処置の研修では、人形を使った胸骨圧迫や気道確保などに真剣な表情で取り組み「思ったより重い」といった感想も。研修医をモデルにしたエコーも体験した。昼食では医師や研修医との懇談、閉会式では研修医からの話も聞いた。

  

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