飯田市 高校生の国際交流に12人、3月に中国へ

学校・教育

[ 2012年 2月 8日 水曜日 15時38分 ]

 飯田市が今年度先進都市まちづくり交流事業(補助事業)で市内在住または市内の高校に在学中の高校生を対象に募集した「高校生の国際交流」の参加者が12人と予想(10人程度)を上回る応募があった。市は参加者を選考し応募者全員を決定。6日に第1回打ち合わせ会議を市役所で開き、スケジュールや事前学習の内容などを話し合った。

 同交流事業は、2005年度の日独地域国際化サミットin飯田を契機に始まり、06年度は同サミットinウルム、07年度はウルム市からの職員受入れ、08年度はウルム市への職員派遣を実施。09年度から市民の派遣研修を始め、同年度はウルム市への市民派遣研修に3人、10年度はウルム市への市民派遣研修に3人と台湾への市民視察研修に5人の参加者があった。

 今年度は、地域の将来を担う高校生の国際交流を計画。市の担当職員が各高校を訪れ担当の先生に趣旨を説明し募集に協力を依頼したところ、予想以上の参加者が集まった。内訳は、飯田高校2年生5人(うち女子2人)同校1年生2人、下伊那農業高校2年生5人(全員女子)。女子が7人と男子より多く、外国留学と同じ傾向が表れている。

 顔合わせと準備説明会を兼ねた第1回打ち合わせ会議で、市企画課の課長補佐は「高校生同士いろんな意見を交わし、中国へ行って現状を見てこよう。経済成長著しい一方で都市と農村の暮らしとの格差も問題になっている。飯田も27年にはリニアが通る。地域の主役になる皆さんに育ってほしい。今回の視察研修では参加者自ら主体的にプランをつくり、事前学習を行って意識の共有を図り現地を訪れてもらう。学んできたことを報告、発表してもらう」とあいさつ。

 自己紹介で参加者は「日本にいては見えてこないものがある」(飯田高校2年生)、「自分を見つめ直し、飯田について考える機会にしたい」(同)、「初めての海外旅行で中国の農業に興味がある」(下伊那農業高校2年生)、「楽しみながらいろんなことを学んできたい」(同)などと参加の動機を語った。打ち合わせ会議はあと3回行い、事前学習を重ねる。

 スケジュールによると、3月24日から28日までの日程で上海や西安、蘇州など中国を訪問。飯伊地区の支援で建設された米家寺飯田小学校訪問やリニアモーターカーで上海市内大型ショッピングモール見学、蘇州農業職業技術学院で日本語学科の生徒たちとの交流会、エプソン蘇州工場など日系企業見学などを計画している。

  

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