飯田広域消防本部が子ども対象に防災体験学習

学校・教育

[ 2011年 8月 1日 月曜日 8時09分 ]

 飯田広域消防本部、飯田地区幼少年婦人防火委員会は30日、飯田市東栄町の同消防本部で、子どもを対象とした「防災体験学習」を開いた。中学生から保育園児までの24人が参加。災害発生時の避難所生活について、体験を通じて知識を深めた。

 総務省消防庁では、小中学生らを対象とした、消防・防災に関する知識、応急救護、初期消火、災害図上訓練などの実技を伝える防災教材「チャレンジ!防災48」を作成し、全国の消防機関や地方公共団体などに配布。これを受け同消防本部は、同教材を活用し災害に強いまちづくりをを目指すため、避難所における生活疑似体験を通じて防災の基礎知識を学ぶ体験学習会を、ことし初めて企画した。

 4つのグループに分かれた子どもたちは、実際の避難所生活の様子を写したビデオを見た後、災害で電気や水道が止まってしまったら何が困るかを考え、「冷蔵庫が使えない」「テレビが見れない」「お風呂に入れない」などと意見を発表した。続いて避難生活で大きな問題となるトイレについても学習。ダンボールを組み立てて作る簡易トイレを実際に作ってみたり、水洗トイレの手動での流し方を体験したりした。

 このほか、ダンボールやビニールシートを使った寝床の作り方や、昼食にはアルファ米などの非常食なども体験。子どもらは「うまくできた。友だちにも教えてあげたい」と避難所生活の疑似体験を通じて、防災への意識を新にしていた。

 冒頭あいさつに立った澤柳陽一消防長は「災害はいつ起きるか分からない。今から起きた時を想定し、何をすればいいのか勉強をしてもらいたい」と話していた。

  

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