飯田西中と丸山小が学習発表会開く

学校・教育

[ 2011年 11月 24日 木曜日 9時58分 ]

 飯田西中学校(藤松冬樹校長)と丸山小学校(北澤正光校長)は21日、キャリア教育で学んだことを発表しあう「かざこし学習発表会」を飯田西中で開いた。西中全生徒263人と丸山小6年生約110人が参加し、職場体験や農業・林業体験などの成果を互いに報告。働くことや将来への意識を高めた。

 両校は昨年度から、文部科学省の「小・中学校における体系的・一貫的な進路指導(キャリア教育)に関する調査研究」の指定を受け、地域に根差した飯田型キャリア教育について研究を進めている。

 合同でのキャリア教育実践発表会は昨年に続いて2回目。地元のシンボル・風越山にちなみ、ことしから名称を「かざこし学習発表会」に改めた。この日は保護者や地域住民も参観に訪れた。

 はじめに行われた全体会では、両校の代表者がそれぞれの取り組みを発表。丸山小6年生は、夏休み期間中に保護者の勤務先などで行った職場体験について取り上げた。

 飯田西中1年生は農業体験、2年生は5日間にわたり実施される職場体験の概要を説明。3年生は風越山での林業体験と、今年度初めて行われた2度目の職場体験について紹介した。

 続いて縦割りで20人ほどの班に分かれ、中学生たちがキャリア教育の学習成果を伝えた。職場体験に関して「遊びと違って緊張感がある。(社会人になって)実際に自分がどのように働けるのか」「体験前には面倒なことだと思ったが、働くとはだれかのためになることだと思う」と、それぞれの感想を述べた。

 3年生は「自分で体験して働くことの大変さやコミュニケーション能力の大切さを学んだ。今後生かしていくことができれば」と、中学3年間のキャリア教育を振り返っていた。

 また職場体験を控える1年生に向けて、上級生から「だらだらせずに職場の人の話を聞いて、わからないことがあったらすぐ質問すること」といったアドバイスも。小学生が中学生に、部活や勉強など学校生活について質問する時間も設けられた。

 北澤校長はまとめの会で「キャリア教育は体験を通して働くことややりがい、生き方を学ぶ貴重な場。自分の夢の実現のため、いますべきことをはっきりさせて取り組んで」と呼び掛けていた。

  

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