飯田風越高 本紙使ったワークショップも 国際教養科の課題研究で

学校・教育

[ 2018年 5月 10日 木曜日 16時23分 ]

本紙を使ったワークショップも(風越高で)

 飯田風越高校の国際教養科は、2年生が地域を知り発信する力を養う「課題研究」の本年度授業に、本紙記者を特別講師として迎えている。事前学習では本紙を使ったワークショップも行い、興味を持った記事を選んだ。

 国際教養科の課題研究は、国際交流のために「まず自分の足元に対する理解を深め、問題解決能力や発信力、先を見る目が身に付くように」と、毎年行っている授業。それぞれに研究テーマと切り口を決めて調査し、成果を小論文にまとめる。

 県内の県立高校に「グローバル化が進む中、生まれ育った地域を理解し、誇りと愛着を持つこと」を目的とした「信州学」が導入されたのを受け、本年度は国際教養科としての独自性を確保しようと、内容のグレードアップを試みている。

 本紙の記者を外部講師としたのは、飯田下伊那地域を対象にした取材の手法から切り口の決め方、事前準備や現地調査の要領などのヒントを得るため。ワークショップを織り交ぜた3回の講義を行う。

 この日はこれまでの取材を振り返り、印象に残っている記事を書いた経緯などを質問形式で聞き、興味のある記事を1つずつ選ぶワークショップでは、その理由も書き出した。

 選んだのは、交換留学やスポーツなど高校生に関連した話題、バスの自動運転実験、企業や人の活躍を伝える記事、郷土の芸能や祭りと都市とのつながりなどさまざま。

 大久保花さんは、昨年の敬老の日に市長が祝賀訪問した市内最高齢の金田シヅヱさん(当時107)=鼎西鼎=の記事を選び「107歳なのにとても活動的で(焼き肉とプロレスが好きといった)ワイルドな一面を持っている。飯田の色々な歴史も知っているという金田さんの人生などについて、もっと知りたいなと思いました」と感想を書いた。

 今後はほかの社会人講師による特別講義も聞きながら、現地調査を行う夏休みに向けて準備を進める。

  

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