飯田高で初の大学入試センター試験

学校・教育

[ 2017年 1月 14日 土曜日 14時55分 ]

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 2017年度の大学入試センター試験が14日、2日間の日程で全国691会場で始まった。今回から新たな試験会場に飯田高校(飯田市上郷黒田)が加わり、飯伊地区の8つの高校3年生569人(本紙調べ)が初めて地元で受験を志願した。

 

 昨年まで県内には13の試験会場があったが、飯伊地区の受験生は駒ケ根市や伊那市の試験会場まで行かねばならなかった。移動距離が長く「受験生らの負担が大きい」として、一昨年6月に南信州広域連合や下伊那高等学校長会などが飯伊会場の新設を県教育委員会に要望した。

 

 昨年3月に大学入試センター試験長野県地区連絡会議が、17年度入試から飯田高校を会場に加えることを了承。6月に信州大学と県教委、同校で覚書を締結し、12月には本番を想定した予行模擬試験も実施して試験会場に必要な整備や点検を進めていた。

 

 この日、飯田高校正門には「大学入試センター試験場」の看板が掲げられ、関係者以外の立入りは禁止に。路線バスの臨時便や飯田線、保護者の送迎などで集まった受験生たちは、午前8時開門と同時に信州大学の係員に受験票を提示して中に入っていった。

 

 雪が舞う中、一番乗りで来た飯田風越高校3年の男子生徒(17)=喬木村=は「徒歩と飯田線で仲間と一緒に来ました。試験会場が近いのでありがたい。この天気で上伊那まで行くのは大変」と笑顔を見せた。

 

 高校の担任も任務のある人以外は中に入れないため、正門前で受験生を応援した。「ベストを尽くせ!」「ていねいにマークせよ!」「平常心を!」などと書いた紙を見せて激励した飯田高校の湯本春美教諭は「吹雪にならなくてよかったです」。飯田風越高校の伊藤陽祐教諭(26)も、1人1人と握手をしたり頭をなでて「がんばれ」と励ました。

 

 阿南高校の薮下享士教諭(33)は「新野から来る生徒もいるのでちゃんと来れるか心配」と語り、少し離れた場所から見守っていた。

 

 本紙の調べだと、飯伊8校の今春卒業見込者数は1510人(昨年1473人)。そのうち、センター試験の志願者数は569人(同552人)で、志願率37・7%(同37・5%)となっている。

  

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