飯田高の高松祭で世界の教育事情展示

学校・教育

[ 2012年 6月 27日 水曜日 9時21分 ]

 東京大学が1月に発表した秋入学への全面移行素案から発展して、日本と世界の教育事情を調べた展示発表がこのほど、飯田高校の「第57回高松祭」であった。イベント的なものに目が行きがちな文化祭だが、地味で目立たない展示発表に取り組んだ生徒たちの努力のあとがうかがわれた。

 取り組んだのは、同校図書委員会の図書係の生徒46人。学校司書から東京大学の発表について聞いたのをきっかけに、2月から構想を練り、4月から分担して調べたりまとめを行った。図書委員会では「図書館の資料を使ってこんなことが調べられることを知ってもらおう」と毎年テーマを決めて取り組んでいる。

 今年の展示は、東大が発表した秋入学の意図やその影響などから発展して、世界の授業時間や授業科目、義務教育の年数と大学進学率、休み時間など幅広い内容となった。図書係長を務めた3年生の男子生徒は「教育と言っても生活から制度まで幅が広く、それをどうまとめるか大変だった。信州大学国際交流センターへアンケートをお願いし、留学生ら70人が思ったよりしっかり答えてくれたのでありがたかった」という。

 図書係で2年生の男子生徒は「国の文化や歴史、宗教などが教育にいろいろと反映されていることを感じた。東大の秋入学は高いレベルで話をしているだけ。もっと社会全体の問題として議論していく必要がある」と感想を語った。

  

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