飯田高理数科2年生が課題研究発表会

学校・教育

[ 2014年 1月 31日 金曜日 9時45分 ]

 飯田高校(飯田市上郷黒田)の理数科の2年生40人による「課題研究発表会」が29日、同市上郷公民館で開かれた。10グループが独自のテーマ設定に基づき、年度当初から取り組んできた多彩な研究の成果を披露した。

 2年次の課題研究はこれまでも行ってきたが、発表会は今回が初。「伝える力」を培う機会にも位置付け、理数科の1年生40人の他、3年生や保護者らも耳目を傾けた。

 化学、生物、地学、物理、数学の分野から生徒たちが選んだテーマは「色素増感太陽電池」「円の数学」「シャボン玉」「水の硬度」「イネの物質生産や分配」など多彩。3グループは多摩川精機(本社・同市大休)の協力の下、最先端のサーボモータやオペアンプの仕組み、タンパク質の精製に関する研究を行った。

 「飯田市街地のヒートアイランド(HI)とその要因」を探ったグループは、夏に市街地や郊外の気温を定点観測。風速や風向き、雨量なども検証し▽HIは飯田でも発生する▽一定の値を超えると、風速が強いほどHIは小さくなる―などのまとめを伝えた。

 別のグループは、薄く張った牛乳などの液面に滴を落とし、王冠状を形成する「ミルククラウン」を美しく作る条件を追究。液の厚さや落とす高さ、粘度が違う液体などの設定を変えて実験し、撮影写真から考察を繰り返した。

 納得いく1枚を撮るため、何百回もシャッターを切るなどの苦労も報告し「一つを解決すると、新しい課題が生まれるの繰り返しだったが、さらにミルククラウンに魅了され、その不思議を解き明かしたいと思うようになった」と感想を話した。

 講評で県教委教学指導課の金井繁昭指導主事は「非常にアカデミックな時間を過ごせた」と評価。「身近な所に研究のヒントはあり、人生は研究の連続。自ら楽しむことを大切に、今後も未知への研究に取り組んでほしい」と呼び掛けていた。

  

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