飯田OIDE長姫高の学校説明会

学校・教育

[ 2012年 11月 17日 土曜日 8時14分 ]

 飯田長姫と飯田工業の両校が統合し、県内初の総合技術高校として来年4月に開校する飯田OIDE長姫高校の学校説明会が15日夜、飯田市鼎文化センターで開かれ、参加した中学生や保護者ら約180人が進路選択の参考にした。学校側は特色として、専門性の追究や幅広い科目選択を含む学科間連携などを紹介。服装の自由化や両校にある全クラブ活動の継続、入試の後期選抜で飯田長姫が取り入れてきた面接試験の不実施なども伝えた。

 質疑応答では中学生たちが積極的に挙手。所属する学科以外の内容も学べる「フューチャーセレクトシステム」(FSS)の詳細や在学中に取得可能な資格、部活の掛け持ちやアルバイトが可能かどうかなど多彩な疑問をぶつけた。新校の授業例として、軽量模型飛行機「インドア・プレーン」を場内で旋回させる場面もあった。

 校地となる飯田長姫では現在、校舎の増設工事が進み、長さ135メートルにわたる4階建てのメーン棟の外観もお目見えした。学科は全日制が▽機械工学▽電子機械工学▽電気電子工学▽社会基盤工学▽建築▽商業―の6学科で定員は7クラス280人。定時制は普通、基礎工学の2科で80人を予定する。

 全日制の教育目標は▽ひとづくり▽ものづくり▽環境教育―の3点。各科の専門分野を基礎から応用まで順を追って学ぶだけでなく、FSSなど学科間の相互連携・補完システムの導入により、幅広い教養も追究していく方針を打ち出す。

 15日の説明によると、新校の服装は自由化を正式決定。全日制のうち商業科は、他学科の実習用作業服に代えて、男女別に統一のビジネススーツを購入し、入学・卒業式やインターンシップ時などに着用する。

 クラブ活動は両校の運動、文化系のすべてを引き継ぐ(野球やサッカーなど同一は統合)。すでに今秋の新人戦から合同で出場したクラブもあり、卓球部男子の団体は南信大会で優勝、県大会で3位の成績を収めた。

 質疑応答で参加者からは、FSSを含む学科間連携の具体的な情報を求める声が多く出た。学校側は「例えば工学科だが、会社経営も学びたい場合に商業科の授業も選択できるようにする。将来の可能性をより膨らませられるものにする」などと答えた。

 終了後に市内の3年の男子生徒(15)は「受験先はまだ未定だけど、他学科の授業も学べる点など特色がいろいろあって『いい学校だな』と思った。きょうの説明も参考に、進路を真剣に考えたい」と話していた。

 飯田長姫の唐澤淳校長は冒頭「万全の準備で生徒を迎えられるよう検討を深めてきた。ぜひ(進路選択の)参考にしてほしい」と期待。飯田工業の柴田修身校長も閉会にあたり「将来を展望しながら進路を考えることが大切。しっかりと自分を見つめてほしい」とエールを送った。

  

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