高松学園3校連携 高校で短大の授業を開講

学校・教育

[ 2012年 4月 14日 土曜日 13時28分 ]

 学校法人高松学園(高松信英理事長、飯田市松尾代田)の飯田女子高校と伊那西高校は本年度から、飯田女子短期大学の科目の一部を特別授業として実施している。高大連携事業の一環。10日に伊那西で生物学、12日に飯田女子で心理学の授業が始まった。

 短大と高校の連携強化による教育の機会拡大と、教育レベルの向上をねらいとしている。短大の教員が両校に赴いて行う授業と、高校生が短大へ行って受ける授業を組み合わせて実施。短大と同レベルの内容を90分授業で行うが、生徒が理解しやすいよう、高校の教諭と話し合いながら授業展開を組み立てていくという。

 ことしは家政学科の生物学と幼児教育学科の心理学を、半期ごとに両校で開講。科目を履修し、短大へ入学した生徒には単位が認定される。今後は授業数を増やしたり、看護学科の授業など他の科目の開講も検討している。

 飯田女子では、はじめに心理学の授業が開始された。同科目を選択した総合コースの3年生45人が受講。幼児教育学科の黒岩長造教授が講師を務めた。この日は心理学のイントロダクションとして、集団における心理の構造について取り上げた。

 集団に属することで意見が変化する人間の心の動きを、実験によって解明する様子を映像で見たり、講義を聞いてメモをとったり。生徒たちは初めて教わる内容に注意深く耳を傾けていた。

 生徒らは「習ったことがない分野。人の感情のことなので、難しいかなと感じた」、「心理学の授業は初めてなので新鮮。心について単純に考えていたけど、自分も(集団になることで)知らない間に心を動かされているかも」と、短大の授業を体験していた。

 同校では1学期と夏休み期間まで心理学の授業を行い、2、3学期に生物学を開講する予定。

  

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