高森南小、プロの指導で写真学習 あえてフィルム使い

学校・教育

[ 2016年 9月 16日 金曜日 16時37分 ]

教室でシャッターを切る児童(高森南小で)

 小学生を対象にした日本写真家協会の「写真学習プログラム」が16日、高森町の高森南小学校で祖父母参観日に合わせて行われた。4年3組の児童28人がプロ写真家の唐木孝治さんの指導で、レンズ付きフィルムカメラを使った人物撮影を体験した。

 

 身近になったデジタルカメラでなく、写真の原点といえるフィルムカメラをあえて使うことで、単に写った喜びを味わうだけでなく、物事を注意深く見ることの大切さなどを学べるプログラムとして、全国各地で会員が指導にあたっている。

 

 唐木さんはフィルムカメラを知らない年代の児童に「身近なデジタル画像からちょっと離れて、写真って何だろうというところから興味を持ってほしい」と話すと「社会のルールを守った上で思ったまま、自由に撮って。人をよく見ること。上手に撮ろうと思わなくていい」と呼び掛けた。

 

 順光で撮り、フラッシュが届く距離に注意し、被写体に近付き過ぎない―など、レンズ付きフィルムカメラで撮るこつも聞いた児童たちは、1人1台ずつ配られたカメラでクラスメートや保護者を撮影した。

 

 児童は家にカメラを持ち帰り、残りのフィルムで家族や親戚、ペット、庭や近くの景観なども撮影する。唐木さんはその中から1枚ずつ選んで四つ切りサイズに伸ばし、11月にクラス鑑賞会を開く。

 

 唐木さんは「市田柿の柿すだれはふるさとの代表的な風景。フィルムカメラで撮るのはとても貴重な体験となる。大きくなった時に振り返り、自分のエネルギーに変えてほしい」と語り掛けた。

 

 男子児童の一人(10)は「初めてだったけれど楽しくできた」と話していた。

 

 同じプログラムは高森北小でも10月と11月に行う。

  

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