高森南小 市田柿発祥の地で「出前教室」

学校・教育

[ 2015年 1月 17日 土曜日 10時37分 ]

 市田柿をおやつに食べよう―と、市田柿ブランド推進協議会と飯伊農業振興協議会(ともに事務局・県下伊那地方事務所農政課内)は16日、市田柿発祥の地である高森町の高森南小学校で食育講座「市田柿出前教室」を開催。同校4年4組の児童31人が、干し柿を使ったおやつ作りを体験した。

 地域の伝統食品である市田柿を子どもたちに理解し、親しんでもらおうと、昨年度から干し柿作り体験とおやつ作り体験の2コースを用意し、管内の市町村教委を通じて募集している。本年度は、昨年11月に4校が干し柿作りを体験したのに続き、今月は同校を皮切りに3校がおやつ作りを体験する。

 同校の児童たちは、総合的な学習の時間を利用し、1時間で作って食べられるおやつを作った。ギョーザの皮に干し柿、とろけるチーズ、ピーマン、ハムなどを置いてフライパンで焼く「ほしがきのピッツア」、市田柿を四等分にさき、ビニール袋に入れてきな粉とココアをまんべんなくまぶすおやつ作りに挑戦。女子児童の一人は「市田柿が大好きなので楽しい。おいしそう」と喜んだ。

 指導にあたった農村女性ネットワーク飯伊の会長は「子どもたちにどういうおやつが喜ばれ、市田柿の宣伝になるか話し合いをして決めた。干し柿になじんでもらい、食に対するアイデアが出てくれば」と期待。

 担任の教諭(42)は「3年生の社会科で農業の学習の時に柿農家の仕事を勉強し、興味が高かった。4年生になってから、学校に10本ぐらいある柿の木の世話をし、収穫や干し柿作りも体験した。地域の特産品である市田柿に親しみが持てれば」と願った。

 市田柿ブランド推進協議会では「最近、地元でも市田柿を食べたことがなかったり、嫌いという子が多いが、おやつ作りで食べるとすごくおいしい、またやってみたいという声がある。干し柿離れしている子に地元の特産品を食べてもらい、他の地域に発信してもらいたい」としている。

  

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