高森町が日本サッカー協と相互協力協定

学校・教育

[ 2010年 10月 19日 火曜日 15時52分 ]

 子どもたちに夢を持つことの大切さを教える「JFAこころのプロジェクト」を推進する日本サッカー協会と高森町が18日、同町で相互協力協定を結んだ。同協定の締結は、県内ではことし5月の千曲市に続き2例目。サッカーの元Jリーガーらが教壇に立つ「夢の教室」を通じ、児童は仲間と協力したり、夢の実現に向けて努力することの大切さなどを学ぶ。

 日本サッカー協会は、2007(平成19)年3月に同プロジェクトをスタートさせた。夢の教室は小学校5年生が対象。同協会によると、これまでに全国各地で延べ2000回ほど開き、約6万人の児童が参加した。元Jリーガーだけでなくバレーボールや水泳など、さまざまなアスリート約400人が教壇に立っている。

 相互協力協定を結ぶ自治体は年々増え、発足から4年間で全国約60の区市町と締結している。

 町教委によると、町の教育方針と同プロジェクトが合致しており取り入れた。

 この日、役場庁舎で開かれた調印式には熊谷元尋町長、JFAこころのプロジェクトの手嶋秀人推進室長、元Jリーガーで日本代表の水沼貴史さん(50)らが出席。協定書にサインした。

 手嶋推進室長は「自殺やいじめなどの社会問題にサッカー協会として何かできないのかと思い、このプロジェクトを立ち上げた」と説明。サッカーを含むスポーツの教育や普及を目的にしていないという点を強調すると「夢というありふれた言葉だけど、夢に向かって取り組んだアスリートと触れ合うことでいろいろなものを感じとってもらいたい」と話した。

 早速、高森南小学校で夢の教室が開かれ、水沼さんが「夢先生」となり、夢や目標を持つことの大切さを、体を動かしたり講義を通して教えた。また、児童は将来なりたい職業や希望を「夢ノート」に記入し発表した。

 同小学校5年1、2組を対象に実施した。19日に同3、4組、20日には高森北小学校5年生を対象に行う。19、20日は元Jリーガーの式田高義さん(33)が夢先生として教壇に立つ。

 夢の教室はサッカーと同じ90分。前半の35分は簡単なゲームを行い、後半の55分は「トークの時間」として夢先生が体験談などを交えて語る。

 熊谷町長は「夢を持つことの大切さを我々がいくら訴えてもなかなか実感できない」と言い、アスリートが語りかける言葉が子どもたちの夢につながることに期待した。

  

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