鼎中学校区で成果発表会

学校・教育

[ 2012年 11月 29日 木曜日 9時55分 ]

 飯田市の小中連携・一貫教育モデル校区に指定されている鼎中学校区は27日、実践の成果を披露する発表会を鼎小学校で開いた。市小中連携・一貫教育推進委員や保護者、地域住民、市内外の教員など約80人が訪れ、鼎中の教諭による算数の出前授業を見学したほか、連携・一貫教育の研究発表について聞いた。

 モデル校区として他校区に1年先駆け、連携・一貫教育を実践してきた成果を公開。20日には、同じくモデル校区に指定されている竜東中学校区でも発表会が行われた。

 この日は6年生2クラスを対象に、関数を扱った出前授業を実施。小学校から中学校へのスムーズな学びの接続を目的として、6年次に学ぶ比例と反比例の学習内容をさらに発展させ、伴って変化する2つの数量関係の求め方について取り上げた。

 授業では白時計と黄時計を使い、一方の時刻を変えるともう一方の時刻がどのように変化するか子どもたちに見せながら、それぞれの時刻の関係について考えさせた。

 子どもたちはそれぞれの変化を表にまとめながら、自分なりに考えた時刻の求め方についてワークシートにまとめて記述。教諭は答えがわからない子どもに声を掛けて助言したり、求め方のわかった児童に発表させ、それぞれの答えを確認していた。

 授業に続いて、同校区で実践する連携・一貫教育研究を発表。「郷土に愛着と誇りを持ち、自己実現を図る鼎の子(案)」を目標として、地域との連携を土台としながら、学力向上をめざした連携▽不登校・生徒指導諸問題の解消と未然防止の連携▽日常的な教育活動の一貫した営み▽特別な支援を必要とする児童生徒への一貫した対応―などの取り組み内容について説明した。

 鼎小の近藤一彦校長は、連携・一貫教育の実践による教職員や子どもたちの変化を語り「小中の教職員の結び付きが強まり、校区全体の子どもを育てるという意識が強まった。子どもたちは地域の行事で教えていただいたり、声を掛けていただいたりして、地域で育ててもらっていると感じている」と話していた。

  

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