飯田下伊那各地の小中学校で、2学期の始業式が行われている。夏休みを終えた児童生徒たちは元気に登校し、運動会や遠足などさまざまな行事が行われる2学期をスタートさせた。
飯田市立龍江小学校(村松真智子校長、児童数145人)は、市内の小学校で最も早い20日に始業式を実施した。2、5年生の代表児童計3人が、2学期に頑張りたいことについて書いた作文を発表した。
勉強ができるよう先生の話をよく聞いたり、図書館の本をたくさん借りる、家の手伝いをするといったさまざまな目標を語り「頑張って良い2学期にしたい」「運動会や遠足などの行事でけがなく過ごしたい」「いろいろなことに挑戦したい」と、それぞれの決意を述べた。
村松校長は2学期の目標として、「凡事徹底」と「腰骨を立ててあいさつ・返事・くつそろえ」を紹介。「腰骨は体の中で肝心要の場所。立てると心も体もしゃきっとする」として、子どもたちと一緒に腰骨を意識した姿勢に取り組んだ。
「この姿勢で当たり前のことに向かったら、これまでよりももっとできるようになる。腰骨を立てることを意識しながら、あいさつ、返事、くつそろえのできる2学期に」と呼び掛けていた。
飯田教育事務所によると、この日始業式を行った飯伊の小中学校は同校と高森南小、泰阜小、旭ケ丘中など9校。19―27日にかけて、全小中学校が2学期を迎える。