12校が参加し自然エネルギー活用コンテスト

学校・教育

[ 2012年 1月 31日 火曜日 8時08分 ]

 伊那谷の小学生たちが学校ぐるみやクラスなどで取り組んできた環境活動について発表する第4回「KIDS自然エネルギー活用コンテスト」が28日、飯田市松尾公民館であった。飯田下伊那と駒ケ根市の計12校から児童ら約200人が参加し、ミニ発電装置の開発や節電を意識した緑のカーテン作り、生ごみの堆肥から育てたケナフの利活用などといった多彩な内容を披露。互いの発表を通じて環境への学びや関心を深めた。

 県テクノ財団伊那テクノバレー地域センターのリサイクルシステム研究会が主催し、会場は上伊那と下伊那の交互で行っている。これまでは自然エネルギーの活用事例に絞っていたが、ことしは環境全般に対象を広げたこともあり、参加数が倍増したという。

 大賞に輝いた飯田市立松尾小の3年1組(児童数34人)は東京電力福島第1原発事故を受け、自然エネルギーに注目。「松尾ecoキッズ発電所」を立ち上げ、実際に▽太陽光▽風力▽小水力▽自転車による人力―の各発電装置を作って活用した体験を伝え「これからも環境に優しい自然エネルギーを使っていきたい」と話した。

 同市立竜丘小の6年2組(同28人)は学校の裏山の竹を使って秘密基地の「バンブーハウス」を建て、解体後は竹を燃料にして焼き芋を作ったり、竹炭に活用したりしたことを紹介。多彩な竹の用途を学ぶ中で「地元の資源を有効に使うことができた」と振り返った。

 このほか、根羽村立根羽小の4学年(同12人)は、矢作川源流にあたる根羽川の水質調査の結果や環境保全の啓発活動を報告。同市立浜井場小の4年1組(同29人)は生ごみから作った堆肥でケナフを育て、花や葉、茎を活用した商品を作って販売した「ケナフ大作戦」を紹介し、特別賞に選ばれた。

 新設の大賞や特別賞のほか、すべての参加団体に、それぞれの活動にちなんだ「とってもきれいな花壇賞」や「緑のカーテンつながり賞」などの賞を贈呈。審査員たちは「今回の活動を大人になっても忘れてないで」と願っていた。

  

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