2中学校で小中連携・一貫教育スタート

学校・教育

[ 2012年 4月 6日 金曜日 9時16分 ]

 鼎と竜東の両中学校区で本年度、小中連携・一貫教育が始まる。昨年度に飯田市小中連携・一貫教育推進委員会を立ち上げ、飯田らしい教育を目指して協議を行い、ことしからモデル校区である両校区で実践を開始。5日には鼎・竜東両中で入学式が行われた。

 飯田市教育の目指す「地育力によるこころ豊かな人づくり」の実現に向け、学校・家庭・地域・行政が連携し、義務教育9年間を系統的に捉えた指導を行う。本年度はモデル校区で、来年度から市内全校区で連携・一貫教育が始まる。

 鼎中学校(西澤道生校長)では鼎小から124人が進学し、全校生徒数は383人に。式典では、真新しい制服に身を包んだ新入生が2、3年生や教職員、保護者らに拍手で迎えられながら入場。やや緊張した様子を見せながら席についた。

 西澤校長は新入生の入学を祝し「今日から中学生としてがんぼろうという意気込みが伝わってくる。今の気持ちをしっかりと胸に刻んで」とし、「中学の3年間は自分の可能性を発展させる時期。仲間と支え合いながら、目標に向かって努力を継続すれば、自分の知らない自分に会える」と呼び掛けた。

 新入生代表の男子生徒は「小学生の時に文化祭や授業参観で見た中学校の先輩のように、めりはりのある生活を心掛けたい。勉強と部活を両立させて楽しくすごしたい」と中学校での目標や期待を述べていた。

 鼎校区は昨年度までに小中教職員合同での教科研究会や、幼保を含めた合同研修会など、連携・一貫教育に向けた準備を進めている。

 本年度は「一人一人の確かな学びとよさを伸ばすための連携した指導・支援の確立と実践」を目指し、学力向上に向けた各教科の指導▽不登校・生徒指導などに関する問題解消と未然防止に向けた取り組み▽特別な支援を必要とする児童生徒への対応―などの実施計画を作成している。

 西澤校長は「子どもたちの健やかな成長のため、地道に継続しながら確実に発展させられるような、具体的な取り組みをしたい。計画を立てているが、やってみて初めてわかることもある。それを大事にして、修正を加えながら進めたい」とした。

 竜東中学校(溝上正弘校長)には上久堅小から11人、千代小から14人、千栄小から2人、龍江小から3人の計30人が入学し、全校生徒83人に。1中4小、小規模校5校の良さを生かした授業や行事、交流活動の工夫と実践を目標とし、「よこね田んぼ」の田植え・稲刈りといった交流事業や、出前授業、教職員の相互授業参観などの取り組みを積み重ねている。

 本年度は、目指す子どもの姿とする「自分から考え、進んで行動できるたくましい子ども」「ふるさとをだいじにできる心豊かな子ども」を校区内5校で共有した上で、各校が設定した学校目標に従って連携教育を進める。

 溝上校長は「目指す子どもの姿を小学校4校とともに共有し、地域の実情や子どもの発達段階などに合わせながら、よりよい連携を進めていきたい」と話していた。

 飯伊の小中学校は4日から6日に入学式を行う。ほとんどの学校が4、5日に実施している。

  

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