4校合同理科学習で化石採集

学校・教育

[ 2015年 10月 23日 金曜日 9時16分 ]

千代小など化石採集 飯田市立千代、千栄、上久堅、龍江の4校合同理科学習は22日に開かれ、6年生計41人が千代公民館近くの千代峠で化石採集に挑戦した。児童たちは貝やウニ、葉などの化石を見つけ、約1800万年前は海だった情景を思い描いた。

 

 千代地区周辺には中新世時代の地層群がある。海の化石が含まれる第三紀層は岐阜県瑞浪市、愛知県設楽町、阿南町富草などに広がり、千代はその北端に位置して古瀬戸内海の一部だった。貝類をはじめウニやヒトデ、世界に4例しか確認されていないチヨガニなどの化石が産出している。

 

 化石採集授業は当初千代小単独だったものの、その後千栄、上久堅小が、昨年から龍江小児童も加わった。

 

 この日は市美術博物館専門研究員の男性(68)が講師を務め、地層や化石のでき方を説明。講師は洪水や嵐のときの大きな流れで岩や泥、砂が運ばれ堆積して地層ができることを紹介し、「これまで見つかっていない化石も出る可能性はある。そういう思いで採集してもらいたい」と児童たちに呼び掛けた。

 

 ヘルメットをかぶった児童らは急斜面をものともせず、火山灰が堆積した粘土質の土片をハンマーでたたいて割るなどして化石を探し、見つけると講師に鑑定してもらった。二枚貝の化石を発見した千代小の児童(12)は「一生懸命探したからうれしい」と笑顔だった。

  

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