NTT東日本長野支店は30日、飯田市竜丘小学校で小学生向けの出張授業「ネット安全教室」を開いた。6年生児童67人が、デジタル時代に即応したインターネットなどでのコミュニケーション術について学んだ。
同社は社会貢献、地域貢献の一環としてICT時代のコミュニケーションの仕方、マナーをテーマに出張授業を展開しており、飯田下伊那では今年度、山本小と同校で開催。子どもたちがインターネットを楽しく使えるよう上手なコミュニケーションの仕方を教えている。
安全教室では、同じサッカークラブにいる友達3人がインターネットの掲示板の書き込みでトラブルになったアニメーションを鑑賞。どうしてトラブルになったのか、どうやれば解決できるのかを考えた。
自分を主語にして思いを伝えたり、「いまちょっといい?」といったクッション言葉を使って話を切り出すことや直接相手にあやまることなどを紹介。また、プロフサイトなどで個人情報を知らない人に教えることの危険性や、無料だと思ったゲームサイトで高額の請求を受けるケースなども学習。「困ったときは一人で悩まず、家の人や先生、専門家に相談してほしい」と呼びかけていた。