OIDE長姫高 統合前の入学生卒業 伝統の旧校制服に別れ

学校・教育

[ 2015年 3月 7日 土曜日 13時39分 ]

 飯田OIDE長姫高校の第2回卒業証書授与式が5日、同校で開かれ、6科261人が仲間と切磋琢磨しあった学び舎を後にした。統合前の旧飯田工業、旧飯田長姫高校に入学した最後の生徒。旧校伝統の制服を着用し、別れを惜しむ女子生徒たちの姿も見られた。

 卒業したのは機械科39人、電気科38人、建築科32人、電子機械科39人、土木科37人、商業科76人。恩師や在校生、保護者らが見守る中、体育館で式典を行った。

 卒業生たちは、担任から順に名前を読み上げられ、返事をして起立。クラスごと代表生徒が登壇し、山口智之校長から証書を受け取ると、恩師や保護者に謝意を伝える一礼をした。

 式辞で山口校長は「卒業証書は皆さんの努力の賜物」と讃え、ヘレンケラーの名言をはなむけの言葉として贈って「知ることや学ぶことの喜びを感じながら、着実に、焦らず、笑顔で人生を歩んで」と激励した。

 答辞を述べた卒業生代表の男子生徒は「3年前は工業と長姫という別々の地で入学式を迎えた私たちが、多くのことを乗り越え、同じ校舎で2年間を過ごすことができた」としみじみ。6つの学科が連携しながら学ぶ総合技術高校の魅力を口にして「不安もあったが、少しずつ歩み寄り、新たな伝統をつくれたような気がする」とし、在校生に継承、発展を求めた。

 生徒たちは2年生になった一昨年の春に学校統合の大変革を経験した。授業や部活動、学園生活に大きな変化があったが、仲間や上級生、恩師らとともに乗り越えてきた。

 建築科の女子生徒(18)は「統合で色々なことがあったが、多くの人に出会い、切磋琢磨することができた。長姫に入学して良かった」と振り返った。

 土木、建築、商業の女子生徒の多くは、統合で制服が自由化された後も、旧長姫高校時代の制服を着用し続けた。それもこの日が最後。女子生徒の一人は「長姫の制服が可愛いくて、学校を選んだ理由の一つだった。これでなくなるのは寂しいけど、最後の生徒として着られたことは誇り」と話していた。

  

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