OIDE長姫高 国家技能検定で高い合格率

学校・教育

[ 2015年 9月 19日 土曜日 12時42分 ]

 飯田OIDE長姫高校(上野敏校長)電気電子工学科の3年生13人はこのほど、国家技能検定の機械保全技能士(電気系保全作業3級)に挑戦し、見事全員が合格した。例年、全国の合格率は約65%程度の中、同校の合格率は100%という結果に、同科の教諭は「仲間と助け合い全員が合格できたことは大きな財産。この結果を進路活動や次の資格取得への励みにしてもらいたい」と喜んだ。

 ものづくりの現場である工場では、自動化された機械が必須であり、機械的部分と電気的部分とで成り立っている。この電気的部分が安定した状態で稼働できるよう保守、点検整備するのが電気保全。検定は学科と実技で行われ、電気的な知識をはじめ、配線作業により仕様に従った動作を完成させる技術、不良選別と断線などによる不良回路の点検修復を行う技術などが問われた。

 生徒らは、検定対策として6月から放課後の週2回、計15回の講習を実施。また、県の「若年技能者人材育成支援等事業」で、ものづくりマイスターによる実技講習も受講した。

 同科生徒らは「失敗をそのままにせず、何で失敗したかをしっかりと考え対策を立てるなど、日々の積み重ねがあったからこそ合格できた」、「皆で協力して練習してきたので、全員合格することができうれしい。事前にしっかりと準備をすることの大切さを実感した」と振り返った。

 飯田下伊那地域の工場では、産業用ロボットを導入した生産工場や、産業用ロボットの設計製造を手掛ける企業が多数あり、高校での技能取得と人材育成に大きな期待が寄せられている。

  

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