OIDE長姫原動機部 4大会連続で2冠の快挙 高校エコカーレース大会

学校・教育

[ 2018年 6月 27日 水曜日 15時35分 ]

OIDE長姫高校原動機部

 愛知県豊橋市のユタカ自動車学校で24日に開かれた「第16回高等学校エコカーレース総合大会」で、飯田OIDE長姫高校原動機部がオープンクラス、エコハイクラスの2部門で優勝を飾った。オープンクラスは同校から出場の2チームがワンツーフィニッシュ、両部門制覇は雨で大会が実施されなかった一昨年を挟み4大会連続と、今年も強さを見せつけた。

 同大会は地球温暖化など環境に関するさまざまな課題に、次世代を担う高校生が「ものづくり」という切り口で臨み、技術力の向上や地球環境へ貢献する人材の育成を目的に開催。レースは、決められたエネルギーを使用した電気自動車で1周約500メートルのコースを走行し、設定時間内での周回数を競う。

 オープンクラスはバイク用12ボルトバッテリー1個でモーターは自由の45分間、エコハイクラスはバイク用12ボルトバッテリー1個で指定モーター使用の35分間。愛知、長野、岐阜、三重、静岡、大阪などからオープンクラスに26台、エコハイクラスに10台が出場した。

 同大会に向けては4月から、車体整備をはじめ過去のデータに基づくギア比の検討、スピードと電力消費のシミュレーションなど、連日精力的に研究。週末には飯田自動車学校の昼休み時間にコースを借り、走行テストを繰り返しながらドライバーの経験とデータを積み重ねた。

 オープンクラスの優勝ドライバーとなった同部の熊谷拓真部長(17)=電子機械工学科3年=は、「他の大会の準備やテスト期間などもあり練習時間が短くなってしまったが、チームが団結してレースに臨むことができた。優勝を続けることができうれしい」と笑顔。自身のドライビングについては「ブレーキをかけることなくスピードを一定に保ち、エネルギーマネジメントが上手くできた」と振り返った。

 エコハイクラスの優勝ドライバー、宮内雪弥さん(16)=電気電子工学科2年=は「先輩たちのアドバイスのおかげ。他の車と接触してエネルギーをロスしないよう、安全運転を心掛けたことが良い結果につながった」と喜んだ。

 毎年好成績を残し続ける同部。福澤智之顧問はその強さの要因について、「実際にコースを使って走行練習ができることは大きなメリット」と、地域の協力に感謝。「人に何か言われてやるのではなく、自分たちで考え行動するという、物事に臨む姿勢も受け継がれていることが、良い結果を生んでいるのでは」と話した。

  

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