OIDE長姫高生徒が高校生居盛屋オープン

学校・教育

[ 2019年 10月 13日 日曜日 14時55分 ]

 飯田OIDE長姫高校(飯田市鼎名古熊)の女子生徒8人が12日、地元食材を使ったランチメニューを飯田市通り町の「カフェ三連蔵」で提供した。「飯田のいいものを伝えよう」をテーマに学びを深め、「高校生居盛屋(いざかや)『笑歩(えふ)』」としてオープン。台風の影響が心配されたが、開店直後から客足が続き、店内に笑顔や活気が広がった。

 メインメニューは、炊き込みご飯のおにぎり、鶏の唐揚げ、おでん、ピクルスのセット「笑歩プレート」(税込600円)。コメは阿南町産で、野菜や果物は飯田下伊那産を使った。おでんは飯田名物の「ネギだれ」で、具材に高野豆腐を取り入れた。

 同校は地域の課題解決や魅力発信などに取り組む「地域人教育」を市公民館や地域住民らと連携して進める。商業科の3年生は本年度、8人ずつの10グループに分かれ、それぞれのテーマや課題に沿って活動している。

 今回の3年F組の女子生徒8人は「飯田のいいもの(魅力)」を出し合う中で、中心市街地の「居酒屋」の多さに着目。「ワイワイにぎやかな雰囲気って憧れるよね」「高校生も楽しめて、食材の魅力も伝えられるような店はどうかな」と進展し、食材の選定やメニューの試作を重ねてきた。

 カフェ三連蔵の店主で、生徒たちの助言・サポート役を担ってきた近藤サトルさん(46)は当日の様子に「想像以上にしっかりやれている。若い子たちはできる」と感心し「商売は別にして、地元のいいものを届けたい、居酒屋のように楽しい雰囲気を作りたいの思いが伝わる」とたたえた。

 「台風が心配だったけれど、多くの人たちが来てくれて、めっちゃうれしい。忙しいけれど、楽しいです」と生徒でリーダーの小西英瑠真さん(18)。ランチプレートは「インスタ映え」を意識して彩りも加えたといい、女子生徒の一人は「味よし、量よし、価格よし。1人でも多くに満足してもらえるとうれしい」と期待していた。

 午前11時の開店に合わせ、生徒らの家族や友人も多く訪れた。同市丸山町の生徒の母親(50)は「おでんの高野豆腐など工夫が感じられ、味も良かった。娘の頑張りも見ることができました」と笑顔で話した。

 同日は「ごろごろりんごケーキ」などデザートも販売した。生徒たちは11月にも市内で居盛屋「笑歩」を開く計画で「居酒屋のように、みんなで乾杯できるようなソフトドリンクも加えたい」と張り切っている。

◎写真説明:「笑歩プレート」を笑顔で提供

  

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