「食のサイクル感じて」 園児が小麦収穫体験 阿智村

学校・教育

[ 2015年 6月 25日 木曜日 13時03分 ]

 阿智村立伍和保育園の年中と年長の園児21人が23日、住民グループが栽培している小麦畑で小麦の刈り取り作業を手伝った。製粉した小麦は保育園のパンにも利用する。

 小麦の栽培は「阿智村麦サイクル委員会」(通称・もったいないプロジェクト麦部)が昨年から行っている。村産の小麦を村内のパン、そば(つなぎとして)、うどんなどに利用しようと狙う。

 畑を訪れた園児たちは、同会部長で農家の金子智行さん夫妻から、小麦について聞き、収穫した小麦を粉にしてさまざまな食べ物に使うことを教わった。

 子どもたちは麦狩りをしたり、麦畑の中を走り回ったり、はざかけを手伝ったりと楽しんだ様子。収穫した小麦は同会メンバーで清内路の耕紡工房(二川泰明代表)を通じ、保育園に提供されるパンで味わうことになる。

 同会リーダーの小池昇治さん(38)は「この小麦がパンになって帰ってくることで、食と農のサイクルを感じてもらえたら」と期待を込める。小麦収穫後は大豆を栽培し、清内路の手作り豆腐へ提供する予定だ。

 元横浜市大教授で麦の専門家(72)によると、ことしは5月に雨が少なく、カビなどの被害がない状態で収穫を迎えた。飯田下伊那ではかつて稲作との二毛作が行われたが、収穫時期が梅雨時になることやや、早い時期に田植えをするようになったことなどから、ほとんど栽培されなくなった。「日本人はいまや米を食べない日があっても麦を食べない日はない。麦栽培に関心を持ってもらえたら」と話していた。

  

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