「明確に現駅併設を」リニア特別委が意見交換

リニア中央新幹線

[ 2011年 8月 18日 木曜日 15時12分 ]

 飯田商工会議所のリニア中央新幹線特別委員会(委員長・柴田忠昭会頭)は17日、飯田商工会館で会議を開き、今後の活動の方向性を探った。JR東海が提示したリニアの駅位置案やルート設定をめぐっても意見交換。現飯田駅併設を求める従来の方針を再確認した。

 委員会を構成する各部門の正副委員長ら約15人が出席し、意見集約した。

 冒頭、柴田委員長は「飯伊ではこの1カ月、リニアの駅位置をめぐって現飯田駅併設を求める声が高まっている。一方、JR東海は次の方法書に現飯田駅併設案を盛り込まないとしている。これが客観的事実だ」と説明。自身の発言をめぐって受け止めに誤解があるとし、「現駅併設に向けて粛々と進めていく。まずは18日にJR東海から説明を自分の耳で聞き、思いをぶつけて納得のいく返事を聞いてほしい」と呼びかけた。

意見交換では「引き続き、飯伊期成同盟会に同調して現飯田駅併設を前提に活動を進めるべき」「現飯田駅併設は物理的に不可能ではないとされる。もう少し経済界の中で考えを深めるべき」「現飯田駅併設に対する地元の思いの強さを示すべき」とする意見が多数を占める一方、「郡市民の中ではいつまでやっているんだという声がある。きれいな負け方も必要だ」とする意見もあった。

 同特別委は飯伊期成同盟会の決議を踏まえて「リニア飯田駅の現駅併設」を目指す活動に全面協力する方針を確認しているものの、駅の設置場所をめぐっては意見が分かれた経過があり、踏み込んだ決議を見送ってきた。

 今回の会議では地域が一枚岩になることの重要性を再確認した形。柴田委員長は「期成同盟会の副会長として、現飯田駅併設を求める地域の願いが実現するようまい進したい。阿部守一知事の理解を得るため、市長に対しても声を大きくするよう求めたい」とした。

  

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