「目標20億円、市民の力で」 リニア募金受付スタート

リニア中央新幹線

[ 2010年 7月 2日 金曜日 15時00分 ]

 リニア中央新幹線飯田駅設置推進協議会が飯田駅設置に向けた市民募金の受け付けがはじまった1日、龍江の住民グループが第1号としてバザーで集めた額を寄付した。同協議会は同日、飯田下伊那地域に事業所がある6金融機関に口座を開設。個人や企業が集めた募金を、同日から受け入れている。

 第1号の募金者となったのは、龍江の40―56歳の有志でつくる「龍江の将来を語る壮年の会」(熊谷知明会長)。4月に開いた総会でオークションを行い、集まった2万円を「未来への投資」と位置づけ、寄付することにした。

 同会長ら幹部3人が協議会事務局の飯田商工会議所を訪れ、尾澤敏秀専務に贈った。

 熊谷会長は「飯田駅の実現を願い、一翼を担いたいとの気持ちを込めて寄付した。ぜひ、市民運動の輪を広げてください」とあいさつ。尾澤専務は「初日にさっそく寄付をしていただき、はずみになる。市民の手で飯田駅を実現させるため、今後も積極的な協力をお願いします」と要請した。

 協議会は同日、八十二銀行、飯田信用金庫、長野銀行、長野県信用組合、JAみなみ信州、長野県労働組合の6機関に募金の受け皿となる普通預金口座を開設。個人や企業が金融機関に個別口座を設けて積み立てを進めてきた「南信州リニア預金」や、各家庭・企業が1日10円ずつ貯金をする「1日10円運動」で市民や企業が集めた募金を受け付ける。

 目標額は20億円。中間駅の建設費や併設施設、周辺整備への活用を想定している。

  

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