「27年開業へ計画通りに」 JR東海、飯田市の自治組織会議で説明

リニア中央新幹線

[ 2017年 12月 21日 木曜日 15時47分 ]

県道の土砂崩落で陳謝した平永所長

 JR東海は20日、飯田市内のリニア中央新幹線計画の進ちょく状況について、市内全20地区の自治組織の代表が集まる「まちづくり委員会連絡会議」で説明した。中川村の県道松川インター大鹿線で起きた土砂崩落やリニア工事を巡る談合事件に触れた上で、今後の市内の工事については「2027年の開業に向け、きちんと仕事を進めることが肝要。計画通り進めることに理解を願う」と述べた。

 JR東海中央新幹線長野工事事務所(飯田市)の平永稔所長らが、市役所であった同会議に出席した。平永所長は説明に先立ち「1点お詫びをしたい」として、中川村の土砂崩落について「道路管理者の県や地元の皆さんに大変迷惑を掛けている」と陳謝。迂回路による片側交互通行の時期について「年内期限の死守に取り組む」とした。

 市内では初のリニア工事となる中央アルプストンネル松川工区(約4・9キロ)が来年2月にも着工が見込まれることを踏まえ「これまで以上に安全に気を配り、足下を見つめて施工を進める」と話した。

 この日の説明では、松川工区の準備工段階で残土が出た場合の対応について言及。置き場への運搬路となる三遠南信道の天龍峡―龍江インター間の開通前にあたるため、天龍峡インター周辺で仮置き場を検討しているとした。準備工では、坑口近くの妙琴公園内に施工ヤードを造成する際に切り土と盛り土を行うが、余剰分などで残土が出る可能性があるという。

  

関連の注目記事

powered by weblio