ゆめみらい南信州が現地視察と研修会

リニア中央新幹線

[ 2016年 2月 12日 金曜日 9時29分 ]

 飯田下伊那の市町村議会議員の有志ら40人でつくる「ゆめみらい南信州」は9日、リニア中央新幹線県内駅の周辺整備やアクセス道路に関し、現地視察と講演による研修会を市内で開いた。約30人が参加した。

 視察は、リニア駅へのアクセス向上を目的に、スマートICを開設する中央道座光寺PAや新設する座光寺上郷道路のルート、拡幅する国道153号などを経て、市内上郷飯沼北条地区の駅予定地周辺を巡り、それぞれで市リニア推進部の職員から説明を受けた。

 続いて、南信州広域連合の渡邉嘉蔵事務局長が広域的な幹線道路整備の方針について講演。重点的に整備を促進する路線、事業化の推進を図る路線、国や県に整備手法や事業化の検討を依頼していく路線などを解説した。

 意見交換では、リニアの開通を見据えた地域づくりに関し、コンベンションホールや魅力発信施設、2次交通など広域的な検討が見込まれる事業の財源負担などが話題に上った。

 渡邉事務局長は広域連合のリニア関連基金は現在4000万円で、新年度予算案にも1000万円の計上を見込む状況を伝えた上で「新年度に広域として取り組むべき事業の具体的な検討を進め、必要な額や実施主体を含む負担割合などを明確にしていければ」との意向を示した。

 研修会に続く会の総会で熊谷英俊会長(大鹿村議)は「議員それぞれに日々、情報の収集を図っているが、正しく共有することが大事。補完し合う集まりとして機能できれば」と呼び掛けた。

 同会は10数年ほど前に結成された若手議員の会を前身に、2009年に発足。会員の1人は「地域を良くしていこうの思いを持った集団。今後も議論や研さんを重ねていきたい」と話していた。

  

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