トンネル掘削22年度中に

リニア中央新幹線

[ 2021年 3月 29日 月曜日 16時42分 ]

 リニア中央新幹線の2027年開業に向けて建設を進めるJR東海は27日夜、風越山トンネル(計5・6キロ)の2工区のうち西側の約2・3キロと非常口からなる「黒田工区」に関する工事説明会を、丸山公民館で開いた。工事説明会は着工の前提となり、計画によると2021年度に作業用トンネル(非常口)を掘り進めるためのヤード整備に着手し、トンネル掘削開始は22年度中になる見通し。

 工事説明会は非公開。JRによると、古谷佳久担当部長らが出席した。

 施工は「準備工」と「トンネル工ほか」に分け、準備工は工事範囲の支障物撤去・伐採、工事施工ヤードの造成、トンネル仮設備工、坑口工を想定。その後はトンネル工として非常口トンネルと本線トンネルの掘削、覆工・路盤工を進める。

 JRによると、作業用トンネルの長さは約1・1キロ。

 工事施工ヤードの面積は約9200平方メートルで、資材置き場や土砂ピット、吹き付けプラント、ベルトコンベヤー、受変電設備、濁水処理設備などを備える。

 トンネル工は山岳トンネル向きの「NATM(ナトム)工法」を採用し、掘削箇所を吹き付けコンクリートやボルトで固めながら掘り進める。本線トンネルは幅約13メートル、非常口トンネルは約8メートル。

 工事時間帯は準備工が午前8時~午後6時で、トンネル掘削は24時間交代制で施工する。

 工事用車両の通行計画によると、準備工の期間が1日約140台(往復)、トンネル掘削の期間が1日約400台(同)となる。トンネル掘削で発生する残土は、中央道や三遠南信道を利用して各処分計画地へ運ぶとする。

 風越山トンネルは、飯田文化会館(高羽町)の北約200メートルに設ける黒田非常口周辺で工区を東西に分ける。

 また東側で未着工の「上郷工区」(3・3キロ)の掘削について、JRは地下水への影響が小さい「シールド工法」を採用する方針。掘削残土は本線と土曽川付近を結ぶ「作業用トンネル」内のベルトコンベヤーを使って搬出する。準備工の開始時期は22年度以降になる見通し。

 市内の坑口3カ所から出る残土は計180万立方メートルで、松川工区が85万立方メートル、黒田工区が50万立方メートル、上郷工区が45万立方メートル。残土処分地のうち処分計画地となっている下久堅地区については、21年度に準備工と残土の受け入れが始まる予定。

  

関連の注目記事

powered by weblio


  

こちらの記事もどうぞ(広告を含む)

     

最近の記事

楽しみ共有できる場に

4月14日水曜日15:35

集団接種5月14日から

4月14日水曜日15:15

三位一体 魂吹き込む

4月13日火曜日16:41

定数3超の26派が出席

4月13日火曜日16:18

27人予定、4人落ちの激戦に

4月10日土曜日13:25

山村留学生18人が抱負

4月10日土曜日13:44

参院補選の期日前投票

4月9日金曜日16:52

スポーツでの交流拠点に

4月9日金曜日16:46

与野党対決火ぶた

4月8日木曜日15:42

子どもの「心のケア大事に」

4月8日木曜日15:20

園児に聖火トーチ披露

4月7日水曜日15:01

人波作戦で交通安全PR

4月7日水曜日15:45

開花に合わせ田に水張り

4月6日火曜日15:13

高校生活への期待胸に

4月6日火曜日15:33

中山間地に「新しい風を」

4月5日月曜日16:21










記事の検索はこちらから





















南信州電子版購読

スポンサーリンク

ふるさと納税でもらえる 南信州新聞 ふるさと納税でもらえる 南信州新聞