リニアを活かした地域づくりシンポ

リニア中央新幹線

[ 2011年 9月 13日 火曜日 9時08分 ]

 リニア中央新幹線建設促進飯伊地区期成同盟会(会長・牧野光朗飯田市長)は10日、リニア中央新幹線を活かした地域づくりを考えるシンポジウムを飯田市鼎文化センターで開いた。会場いっぱいの800人(主催者発表)が参加。全国の新幹線駅に詳しい藻谷浩介・日本政策投資銀行地域振興グループ参事役の基調講演「リニア中央新幹線を活かした地域づくり」、藻谷氏に萩本範文・長野県経営者協会飯伊支部長、牧野会長が加わった鼎談を行った。

 基調講演で藻谷氏は「意見を言いに来たのではない。あくまで事実を言いたい」と前置きした上で、リニア駅について「長野県内の駅は高速道路から行きやすいところでないとだめ。三遠南信地域の人たちも利用しやすいところにつくる必要がある」と指摘。「まちの中心につくるのがいいか、郊外に新駅をつくるのがいいのか。どっちが地域のためになるか。結論は明らか」と述べ、ことし開業した九州新幹線鹿児島中央駅と東北新幹線新青森駅の現状を比較しながら「まちの中につくった鹿児島中央駅は予想以上に利用があるが、郊外につくった新青森駅は利用が少ない」と現状を説明した。

 藻谷氏は「人口が減っているまちで郊外に駅をつくってもにぎわうわけがない。どんなに郊外に立派な駅をつくっても背景がないと新青森駅のように茫々とした雰囲気にしかならない。地域全体のためにも、利用者にとっても、過去のすべての駅をみても、新しく駅をつくってうまくいっている例はない」と述べた。

  

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