リニア中央新幹線セミナー 会場いっぱい300人が関心

リニア中央新幹線

[ 2009年 3月 24日 火曜日 15時18分 ]

 飯田下伊那地方の民間80団体でつくるリニア飯田駅設置推進協議会(会長=宮島八束飯田商工会議所会頭)と南信州新聞社は21日、飯田市上郷別府の飯伊地場産業センターで「夢のリニア中央新幹線セミナーin南信州」を開いた。飯田駅誘致に向けて高まる飯伊のリニア熱を象徴するかのように、会場いっぱい300人余の市民が参加。講演会やパネル討論を通じ、飯田駅の誘致を見据えたまちづくりの針路を探った。

 第1部は中央新幹線沿線学者会議会員の伊藤達雄・名古屋産業大学名誉学長が「新しい国土の姿とリニア中央新幹線の役割」と題して講演。JR東海が掲げるリニア計画の概要について同社役員の発言や専門家の分析を紹介しながら解説し、新しい国土形成や高度情報化への対応、環境への配慮、東海道新幹線の二重系化の重要性など、さまざまな観点から「リニア中央新幹線の早期実現が必要だ」と指摘した。

 自身が研究している人口1000万人以上のメガシティ時代の到来予測にも言及。「名古屋を中心に考えると、リニアにより東京は豊田や豊橋より近くなり、ここ飯田も瀬戸市より近くなる。メガシティ実現のためにも超高速鉄道を」と語った。

 2部のパネル討論では、自民党リニア特命委員会事務局次長の宮下一郎衆院議員と宮島同協議会会長、谷口則之同会長代理(飯田市鼎商工会会長)、熊谷弘飯田青年会議所理事長が「リニア駅を見据えたまちづくり」をテーマに意見交換した。

 駅誘致については「飯田駅ができるものと確信している」(宮島会長)とする声を続けて、ルート問題の行方に注目する住民に理解を求める一方、「駅誘致にはメリットとデメリットがある」(谷口会長代理)とも主張。駅を最大限に活用するためには功罪の見極めが必要だとし、「行政、経済界、住民が一体となって戦略的に地域づくりの指針をつくりあげるべき」と言葉を重ねた。

 「飯田らしさ、南信州らしさを守り育てることも大切」(宮下議員)とする認識も共通。駅誘致のメリットとしては、自然豊かな環境を活かした研究部門の誘致など、頭脳の集積に期待を寄せる声が続いた。

 コーディネーターの伊藤名誉学長は「この地域にとって、駅の位置づけや活用策を研究することが喫緊の課題だ。セミナーがパート2、パート3と続くなかで、しっかり議論が深められていくことに期待する」と結んだ。

  

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