リニア伊那谷・木曽谷経済活性化協議会

リニア中央新幹線

[ 2015年 7月 31日 金曜日 9時12分 ]

 飯田下伊那と上伊那、木曽地域の商工会議所・商工会28団体でつくる「リニア中央新幹線伊那谷・木曽谷経済活性化協議会」(会長・柴田忠昭飯田商工会議所会頭)は29日、飯田商工会館で2015年度総会を開いた。会員ら約20人が出席し、リニア開通に伴う共通した経済効果の認識を深めるとともに、経済効果をより高める地域内経済循環の仕組みづくりや、観光ブランド開発事業などに取り組むことを盛り込んだ15年度事業計画を承認した。

 冒頭、柴田会長は「協議会を通じ最新の情報を共有することで、リニア効果を広域に波及させる方法を考え、実現に向けて関係機関に提言していきたい」とあいさつ。事業計画では、リニア駅までのアクセス道路、スマートインターチェンジなどの交通体系、JR飯田線の高速化や新駅設置、各地市街地へのアクセス方法などについて要望していくとした。

 協議会で、喬木村商工会の藤本芳男会長は、整備が進む三遠南信自動車道とリニア駅とを結ぶ道路の重要性について、「経済効果を広域に及ぼすためには、無料の道路であり、物流や観光人口の増加に寄与する三遠南信道とリニア駅とを直結する必要がある」と強調。県道上飯田線の改良により、村内の喬木インターおよび氏乗インターとリニア駅とを1本の道で結ぶ構想を披露し、改良促進に向けた協力を依頼した。

 会議終了後には、飯田市のリニア推進部長が「リニア中央新幹線計画の現状について」と題し講演。JR東海、県、市と、それぞれが描くリニア構想などを説明しながら、リニア駅を中心とした交通ネットワークの形成や、観光のあり方が地域の発展において重要になるとし、行政と経済界との緊密な連携を求めた。

  

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