リニア商工団体連絡会が要望書

リニア中央新幹線

[ 2015年 11月 6日 金曜日 8時27分 ]

喬木商工会陳情 リニア中央新幹線のルートにあたる喬木村の商工会と飯田商工会議所上郷、座光寺の両支部でつくる「リニア中央新幹線開通に伴う該当商工団体連絡会」は5日、飯田市の県飯田建設事務所を訪れ、会長の藤本芳男・喬木商工会長から水間武樹所長に要望書が手渡された。要望書ではリニアや三遠南信道の開通を見据え、県道上・飯田線の早期整備などを求めている。

 

 県道上・飯田線のうち三遠南信道喬木インターから飯田市座光寺地区までの間の改良を要望事項に盛った。

 

 同県道について、藤本会長は「リニアと三遠南信道を結ぶ重要な道」と指摘。将来を見据えた道路整備の必要性を訴えた。上郷支部の北原智雄支部長と座光寺支部の櫛原綱由支部長も同席し、櫛原支部長は「座光寺側の住民にとっても利用度は益々高まる」と述べた。

 

 水間所長はリニア整備計画に触れ「県としても関連事業をしっかるやる考えで、相当な重点投資をする計画」とした。同県道については「非常に大きな役割を担う」とみた。

 

 同県道のうち喬木インターから氏乗間は2車線が確保されている一方、氏乗―小川の約2キロ間は狭く、地形が急峻だといい「現道拡幅は技術的に難しい」と説明。富田地区の村道を迂回路として検討しているとした。

 

 国や県は中長期的に経済効果を発揮する「ストック効果」を重視したインフラ整備を進めており、水間所長は「道路整備によってどのようなストック効果が生まれるか。一緒に考え、効果を明確にしていきたい」と話した。天竜川に架かる阿島橋にも触れ、1日の通行量が1万台を超えたり、幅員が狭いといった課題を共有した。

 

 要望書にはこのほか、リニア工事に地元の労働力や工事用資材を使うよう県側の支援を求め、水間所長は「JR東海に対し引き続き求めていく」とした。

 

 同連絡会はリニア建設に伴う課題などを共有する狙い。村商工会の呼び掛けで2014年に発足し、勉強会や講演会を重ねる。要望活動は今回が初めて。

  

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