リニア市内トンネル、3社JVが落札

リニア中央新幹線

[ 2016年 12月 21日 水曜日 15時10分 ]

市内のトンネルうち、7.2キロ分で落札者が決定

 JR東海のリニア中央新幹線計画で、工事の一部を受託する鉄道・運輸施設整備支援機構の鉄道建設本部関東甲信工事局は、9日に一般競争入札を開札した飯田市の「中央アルプストンネル(松川)外」の工事について、落札者を戸田建設(東京都)、あおみ建設(同)、矢作建設工業(愛知県)の3社でつくる共同企業体(JV)に決めたと公表した。JR東海は今冬の工事着手を目指してきたが、やや遅れるものとみられる。

 

 長さ約23キロの中アトンネルのうち東側の約4・9キロと、約5・6キロの風越山トンネルのうち西側の約2・3キロ、黒田非常口からの作業用トンネル約1・0キロを施工する。

 

 工期は101カ月間で、落札額は191億8000万円。7日が入札書の提出期限で、9日に開札されていた。

 

 JR東海が地元などで行ったこれまでの説明によると、松川橋りょう以西の中アトンネルの一部はこの冬からの準備工事を経て、来冬から約6年間の本工事が計画されているが、今後に工事説明会などの手続きがあることから、着手はやや遅れるものとみられる。

 

 風越山トンネルの一部を掘る黒田非常口からの工事は来冬からの準備工事を経て、18年以降約5年間の本工事が予定されている。

 

 機構は来年1月1日、飯田市鈴加町に飯田鉄道建設所を開設し、JRから受託した同工区を含む県内駅以西の工事を管轄させる。

 

 中アトンネルの発注手続きでは、木曽郡南木曽町―岐阜県中津川市の「同山口(約4・7キロ)」でも工事契約が結ばれている。

 

 飯伊のリニア工事では、大鹿村の南アルプストンネル長野工区(約8・4キロ)が工事着手されている他、大鹿村―豊丘村間を結ぶ全長約15・3キロの伊那山地トンネルのうち豊丘村を中心とする約5・1キロと非常口からなる坂島工区でも工事契約が結ばれている。

  

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