リニア建設促進県協議会が総会開く

リニア中央新幹線

[ 2012年 11月 10日 土曜日 9時36分 ]

リニア総会 県内5地域の期成同盟会でつくるリニア中央新幹線建設促進長野県協議会は9日、長野市で総会を開き、地域の意見を反映させたルートの絞り込みなどを求める決議を採択し、JR東海に要望書を提出した。飯田市座光寺―高森町下市田の天竜川右岸に設置する予定の中間駅については、飯田線との結節や中央自動車道、国道153号線からのアクセス性の確保など設置場所選定の条件として5項目を挙げた。

 

 決議事項は▽地域の振興に質する事業とするための地域の意見の尊重と丁寧な説明▽整備効果を広範に及ぼすための駅設置場所の選定▽自然・生活環境への負荷低減と住民意見の反映▽適切な環境影響評価の推進と結果の報告、残土処理の適切な対処▽南海トラフ地震や南アルプス周辺での深層崩壊など自然災害への備えと万全な対策▽アクセス手段としての飯田線、中央線の利便性向上、高速化の確保―を求める6項目。

 

 このうち、中間駅の設置場所については「飯田線との結節が確保できる」「中央自動車道、国道153号とのアクセスが容易」「十分な駐車場が駅周辺に確保できる」「水源地の回避が可能」「恒川遺跡群と古墳群の回避が可能」の5つを具体的条件として挙げ、「整備効果が県内のより広範な地域に波及するよう、事項に適う場所に設置すること」と求めた。

 

 阿部知事はあいさつで「県の南の玄関口、地域振興の大きな拠点として十分な機能を果たせるよう適切な場所への設置を求める」と強調。沿線市町村との連携が不可欠だとして、「引き続き、丁寧な説明を」と要望した。

 

 来賓として出席したJR東海の宇野護中央新幹線推進本部長は、中間駅の建設費を自己負担とし、周辺整備を自治体に求めたことについて「本来の役割にたった」とし、「駅の整備効果をより広範囲に及ぼすことが大切。自治体で行っていただく周辺整備が重要となるので、お願いしたい」と求めた。
 決議文は要望書として、席上、宇野本部長に提出した。

  

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