リニア推進対策特別委が飯田駅設置へむけて総決起大会開催へ

リニア中央新幹線

[ 2010年 4月 14日 水曜日 8時08分 ]

市議会リニア特別委 飯田市議会リニア推進対策特別委員会(原勉委員長、委員9人)は13日、3月定例会で設置後実質初めての委員会を開き、市側から状況報告を受けた。この中で市側は、リニア中央新幹線飯田駅設置を郡市民、官民挙げてアピールするため、リニア中央新幹線建設促進飯伊地区期成同盟会(会長・飯田市長)が主催する総決起大会を5月8日午後1時半から飯田文化会館大ホールで1400人規模で開催する案を初めて示した。特別委員会はこれを了承するとともに、市議会として全面的に協力することを確認した。

 リニア中央新幹線については、この2月に国土交通省から中央新幹線の営業主体・建設主体の指名と整備計画の決定について諮問を受けた交通政策審議会で3月初旬から審議が始まり、実現に向けた新たな段階に入っている。こうした中で、南信州地域の悲願であるリニア飯田駅実現のために、地域全体で駅設置に向けた機運を盛り上げ、リニア開業を見据えた将来の飯田下伊那の地域づくりについて広く市町村住民が考えていく機会とするため、総決起大会を開催する。

 当日は国、県、JR東海から来賓を招き、市町村長はじめ市町村議会議員、経済界関係者、市町村住民、三遠南信地域関係者など1400人の参加を想定している。内容は、高校生の研究発表、基調講演「リニア時代を見据えた地域活性化とまちづくり(仮称)」(講師=藻谷浩介・日本政策投資銀行地域企画部地域振興グループ参事役)、パネルディスカッション、最後に大会決議を計画している。

 特別委員会の冒頭、原委員長は「住んでよし、訪れてよしという地域の夢に向って、未来志向の観点からできる限り多くの人たちの意見を聞き、住民本位の運動を構築していくため全力で取り組む」とあいさつ。

 渡邉嘉蔵副市長は「年内には何らかの大きな動きがあると期待を込めて観測している。リニア飯田駅をつくることが目的でなく、いかに活かしていくか住んでいる人が主体的に考えていくことが必要。様々な課題があり、バラ色ばかりでなくイバラの道もある。郡市民一体となって乗り越え明るい未来をつくっていきたい。飯田市としての意見集約を特別委員会を中心にお願いし、相談していきたい」と述べた。

 この後、リニア推進対策担当の木下悦夫企画部参事がリニア中央新幹線の経緯と現状、飯田駅設置の実現に向けた課題などを説明。リニアを想定した地域の将来像の構築について「飯田駅開業に向けたビジョン構想の策定作業に5月から入っていきたい。環境など4つのテーマごとにワーキンググループをつくり、飯田下伊那としての考え方をまとめていきたい。策定後、市の様々な計画にも反映させていく」とした。木下参事によると、4つのテーマは、①生み育てる・学ぶ②住む・暮らす・交流する③働く④環境―という。

  

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