リニア見据えたまちづくり講演会開く

リニア中央新幹線

[ 2020年 1月 29日 水曜日 15時26分 ]

 リニア中央新幹線建設促進長野県協議会とリニア伊那谷自治体会議は29日、飯田市座光寺のエス・バードで「リニア開業を見据えたまちづくり講演会」を開いた。パネル討議では飯田、駒ケ根、伊那市の青年会議所(JC)の代表者が、まちづくりの視点から意見交換。多様な選択肢や機会の広がりに期待しつつ、利活用上の課題にも言及した。

 飯田青年会議所リニア時代研究室の阿部俊平副理事長と伊那商工会議所の熊谷沙織さん、駒ケ根青年会議所の新井亮太理事長の3人が登壇。公民連携を企画推進する「オガール」(岩手県)社長の岡崎正信さんが進行し、「リニア開業を見据えた魅力あるまちづくり」をテーマに議論した。

 それぞれの活動紹介の中で、阿部さんと熊谷さんは、リニアを実際に利用することになる子育て世代、若者に当事者意識を持ってもらう必要性を強調。このうち、阿部さんは飯田市から東京都内の大学に通う生活スタイルの例を示し、リニア開業により「若者が生きていく上での選択肢が広がる」との見方を示した。

 熊谷さんは商工会主催のイベントで親子連れを対象としたアンケート調査の結果などから、「車社会で生活する住民からは関心が薄く、『三遠南信道の方が利用する機会があるのでは』という声もあった」と話した。

 一方で新井さんは「リニアは自分たちの力が及ぶ分野ではない」とし、駒ケ根の青年会議所では開業に向けた取り組みを行っていないことを明らかにした。また、リニア開業の影響について「日帰りできるようになり観光客の数は増えるが、客単価は下がりそう」と述べた。

 岡崎さんは、自身が岩手県紫波町のまちづくりに関わった経験から「行政の力で街の活性化はできない。行政の役割はやる気のある民間のために、やりたいことをできるよう制度を変えてあげること」と指摘。集まった3市の議員や行政関係者に理解を促し、「リニアのスピードを表現する時に東京から、名古屋から何分ではなく、飯田から何分と言わせる街になってほしい」と期待を寄せた。

◎写真説明:魅力あるまちづくりをテーマにパネルディスカッション

  

関連の注目記事

powered by weblio


  

こちらの記事もどうぞ(広告を含む)

     

最近の記事

伊那山地「戸中」今夏着工へ

2月27日木曜日15:07

飯田市がコロナウイルス対策本部設置

2月27日木曜日15:13

新型肺炎影響受け「また交流しようね」

2月26日水曜日15:29

県がコロナウイルスで基本方針策定

2月26日水曜日15:23

先輩移住者との交流も

2月25日火曜日15:39

牧野氏が市長選に立候補の意向表明

2月25日火曜日15:33

愛称は「渋谷りんごパーク」

2月24日月曜日14:16

3日間の窯たきまっとう

2月24日月曜日14:34

好例を課題解決の糸口に

2月22日土曜日14:50

「2020」本達成に笑顔咲く

2月22日土曜日14:49

拳銃置き忘れる

2月21日金曜日15:01

「今年も来てね!」と願い込め

2月21日金曜日15:06

「伝える」「伝わる」喜び体感

2月20日木曜日15:30

「天龍峡大橋」パズルに

2月20日木曜日15:54

農泊事業に新たな風を

2月19日水曜日15:12








記事の検索はこちらから














スポンサーリンク


南信州電子版購読

ふるさと納税でもらえる 南信州新聞 ふるさと納税でもらえる 南信州新聞