リニア計画「用地説明会に向け準備」 JR東海が進ちょく報告

リニア中央新幹線

[ 2015年 11月 26日 木曜日 11時21分 ]

 JR東海は24日、長野市で開かれたリニア中央新幹線建設促進長野県協議会で、リニア中央新幹線計画の進ちょく状況を説明した。飯田市、喬木村の明かり区間で行った中心線測量は9月末までに完了しており、用地説明会の開催手続きに向けて準備を進めていると報告。建設発生土の処理場は優先順位の高い候補地から調査を始めており、「運搬路も含めて自治体と調整し、地権者に説明したい」とした。

 澤田尚夫・中央新幹線建設部長野県担当部長が、東京―名古屋間全体と県内の計画の進ちょくについて説明した。

 4月から実施した中心線測量は、20メートル間隔で中心くいを設置した飯田市と喬木村の実施状況を図示。「駅周辺地域では、道路や水路の付け替えについても協議している」と説明した。取得に必要な用地幅が確定した後、地権者に対して用地説明会を開き、同意が得られれば取得の手続きに入る計画で、「県内でも用地説明会の開催準備を進めている」とした。

 発生土の処理場は、「優先順位の高い候補地から測量や環境調査を実施し、自治体と協議をしている最中。並行して運搬路についても調整している」と説明。「今後は地権者に説明し、合意形成がされた候補地から測量や行政手続きを進めたい」とした。

 水資源などについて大鹿村で先行して行っている環境影響評価の工事前・中・後の調査については、今後、飯田市や豊丘村、喬木村、阿智村でも計画し、「結果については公表していく」。8月に大鹿村内の南ア長野工区(約8・4キロ間)で工事業者の公募を開始したことや、3月に駅の西側、風越山トンネル―松川橋梁―中央アルプストンネルの約25キロの建設を鉄道運輸機構に委託したこともあらためて伝えた。

  

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