リニア計画でJR東海と県内沿線地域が意見交換会

リニア中央新幹線

[ 2011年 6月 8日 水曜日 8時23分 ]

リニア諏訪 リニア中央新幹線計画をめぐり、JR東海と県内沿線地域との意見交換会が6日、スタートした。初日は諏訪地区を対象に諏訪市役所で開催。山田勝文諏訪市長は中間駅へのアクセス向上などを訴えたほか、リニア飯田駅の設置について飯田市などが求めている水源地保護の観点を重視するよう求めた。飯田下伊那地域では9日午前に飯田市役所で開く。

 

 JRの宇野護取締役と諏訪地区の期成同盟会役員らが会談し、非公開で意見交換を行った。

 

 終了後の会見によると、諏訪地域は伊那谷(B)ルートの実現を求めて重ねてきた活動の成果などを伝えたうえで、「整備計画が決まった以上、Bルートを求めることはしない」(諏訪市長)とし、飯田、山梨両駅へのアクセス向上と中間駅周辺の駐車スペースの確保、中央東線の高速化をめぐる後方支援を要望した。

 

 飯伊に設置する中間駅については「飯田市から水源地を守っていただきたいという話を聞いているので、それを伝えた。進めるときには、応援したい」(同市長)と飯伊期成同盟会の取り組みに協力する姿勢を示した。

 

 JR側は南アルプスをトンネルで貫く南アルートで整備計画が決定したことを報告。宇野取締役は「長野や山梨の駅へのアクセスが重要になる。特に高速道路との連携が交通政策審議会からも求められているので、県内の方々に便利な形になるように考えていきたい」とした。

 

 中間駅の位置をめぐり、高森町への設置を想定していると報道されたことについては「コメントをする状況にない」とし、駅位置の想定発表の時期について「手順として地域の方々の話を伺うのが最初。その上で県が要請をまとめられると伺っているので、それに対応する形で私たちの考えをお伝えする順番になるだろうと考えている」とし、「12月からフィールド調査に入りたいと考えているが、手順を踏んでやっていきたい」と述べた。

 

 8日午後3時半から木曽文化公園、9日午前9時から飯田市役所でも順次開き、飯田地区では金子慎専務と宇野取締役が飯伊期成同盟会の役員らと意見交換する。

 

 中間駅の位置をめぐっては、JR東海が7日午後5時から、環境影響評価に向けた配慮書を公表し、詳細なルートや中間駅の位置について示す。

 

 中間駅案は半径5キロ程度のエリアとして示される見通しだが、長野県内駅の位置については提示が見送られる可能性もある。

  

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