リニア関連道路、市場桜町線の改良へ 初めて地元で説明会

リニア中央新幹線

[ 2016年 9月 27日 火曜日 15時31分 ]

市場桜町線の改良計画

 飯田市上郷飯沼―座光寺に設置されるリニア中央新幹線長野県駅の関連道路として位置付けられる県道市場桜町線の改良計画(案)に関する地元説明会が26日夜、北条振興センターで初めて開かれた。27日には座光寺地区の説明会が座光寺公民館であり、県飯田建設事務所が改良計画と今後の予定を説明。今後、地形測量と路線測量(中心線測量)に入り、道路の詳細な設計を本年度に行って、地区説明会で提案、意見を聞いていきたいとした。

 市場桜町線は、座光寺市場の県道上飯田線との交差点から桜町に至る路線だが、今回改良を計画しているのは、土曽川左岸に新設するリニア関連道路の座光寺上郷道路との交差部から上郷側約800メートル、座光寺側約100メートルの合計900メートル。

 説明によると、座光寺上郷道路との交差部は、現在の橋より上流だとJR交差部から近く、安全の確保が難しく、上郷側の地形の改変が大きい。このため、現在の橋より下流へ架け替えることとして検討する。現在の橋を残し工事中の通行を確保する。

 リニア本線との交差部は橋脚の間をくぐることになるが、交差部の位置と構造については、今後の詳細設計などにより変更となる場合があるとしている。

 北条振興センター北側の市道上郷30号線は現在、約9%の勾配で市場桜町線に取り付いている。現状より西側に拡幅するとさらに急になるため東側へ拡幅する。また、現在メーン道路として使われている都市計画道路の市道五郎田線をこの位置で取り付け直角交差させる。

 これら3点をコントロールポイントとした改良計画を説明した。道路幅員については、駅周辺整備区間は基本幅員15メートル、交差点付近18メートル、駅周辺~飯田市街地は基本幅員12メートル、交差点付近15メートルで計画している。

 今後の予定は、本年度に地形測量、路線測量、詳細設計、2017年度に用地測量、都市計画決定、18年度に物件調査、19年度に用地買収と家屋移転補償を行い工事に着手する。

 北条地区の説明会には住民約80人が出席。冒頭、同建設事務所の細川容宏整備課長は「市場桜町線がJRのリニア本線の下を通ることや、市のリニア駅周辺整備計画との整合を図る必要があり、三者協議に時間がかかった。説明会の開催が遅れ、ご心配をおかけしたことをおわびする」と述べた。

  

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