リニア飯田駅設置推進協議会がセミナー開く

リニア中央新幹線

[ 2010年 3月 16日 火曜日 8時47分 ]

 民間80社でつくるリニア中央新幹線飯田駅設置推進協議会(会長=宮島八束飯田商工会議所会頭)は13日、飯田市鼎で開いた夢のリニア中央新幹線セミナーで、リニア飯田駅の実現に向けて市民募金を開始することを発表した。個人・企業が定期預金などを積み立てる「南信州リニア預金」と、家庭などで行う「1日10円貯金」を展開し、駅建設費や周辺整備の一部に充てる。

 昨年3月から開いているリニアセミナーの第4弾となった今回は、350人の市民が参加。法政大学大学院の黒川和美教授(公共経済学)の講演と、市内4地区のまちづくり委員会会長らによるシンポジウムを通じ、リニア飯田駅を見据えた地域づくりについて考えを深めた。

 市民募金の詳細は、宮島会長が壇上で説明。趣意書を配布し、「飯田駅設置には、350億ともいわれる大金が必要とされている。多くの市民のみなさんにご協力いただきたい」と呼び掛けた。

 募金の形態は2通りあり、いずれも個人や企業、団体を対象にしている。

 「南信州リニア預金」は、将来の寄付を前提に、個人や企業が金融機関に定期預金などの口座を設けて積み立てを進める運動。ゆうちょ銀行を除く飯伊の6金融機関が協力し、15日から取り扱いを始める予定。預金者には、通帳に張ることができるリニア預金のシールが配られる。

 「1日10円貯金」は、各家庭や企業が1日10円ずつ貯金をする運動。希望者にはリニア車両を模したクラフト貯金箱を有償配布(1個1500円)し、協力を求める。

 独自の積み立てをはじめた市や南信州広域連合と役割を分担し、企業や個人を対象に実施することで、リニア誘致への市民熱の高まりにも期待を寄せる。

 宮島会長は「飯伊の将来のため、多くの方にご協力をいただきたい」と話していた。

 南信州リニア預金や1日10円運動に関する問い合わせは、推進協事務局の飯田商工会議所(電話0265―24―1234)へ。

  

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