リニア駅周辺整備の市民説明会

リニア中央新幹線

[ 2017年 5月 15日 月曜日 15時39分 ]

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 飯田市リニア駅周辺整備基本計画(案)の市民説明会が14日夜、吾妻町の市公民館であり、「交流人口の拡大」をテーマにしたパネル討議でリニア時代を見据えた地域の魅力づくりについて考えを深めた。市は「機能的でコンパクト」などのコンセプトや交通広場、コミュニティ広場などの整備方針を紹介した。

 基本計画案に対する理解を深めてもらおうと市が企画。市民ら約120人が参加した。

 パネル討議は「リニアへの期待 交流人口拡大につながる魅力づくり」がテーマ。駅周辺整備検討会議で交流人口拡大部会長を務める日本経済研究所の大西達也調査局長の進行で4人が意見交換した。

 「飯田をリンゴの聖地に」とシードル振興に取り組むNPO国際りんご・シードル振興会の後藤高一理事長は「自ずと地域連携ができ、関わる人も増えた」と経過を振り返り、ヒトを呼び込むヒントを示唆した。

 遠山郷のジンギスカンを発信する「肉の鈴木屋」の鈴木志保さんは、ブランド化の秘訣に「切り口を変える」「磨く」を挙げた。SNSを通じた情報発信の状況も伝えて「地域を知ってもらう努力も必要」と語った。

 千代で農家民泊に取り組む「ふれあい農園おおた」の太田いく子さんは「品物ではなくハートで勝負」とする考えを強調。“本物”の体験を提供できる中山間地には「大きな力がある」と述べた。

 佐藤健副市長は大都市圏との時間距離短縮で「大きなもの(コンテンツ)でなくとも、魅力を磨けば呼び込める力がある」と指摘。大西局長は東京五輪開催時の発信も重要とし、「あと3年。急いで自分の持っているものを確認し、磨き上げて」と呼び掛けた。

 また、駅周辺整備の計画案は佐藤副市長が説明。イメージ映像を流しながら「信州・伊那谷らしさを感じられる」など4つの着想や備える施設の概要などを解説。伊那谷らしい風景が望める駅を求める住民意見に「演出やデザインがこれからの課題」と述べた。

  

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