リニア駅周辺整備基本構想検討会議初会合

リニア中央新幹線

[ 2014年 6月 2日 月曜日 9時11分 ]

 飯田市は30日、同市上郷飯沼・座光寺地域に設置されるリニア中央新幹線の中間駅周辺の整備を検討する「リニア駅周辺整備基本構想検討会議」の初会合を市役所で開いた。地元住民や経済団体の代表らによる委員からは、それぞれの立場を踏まえ、「コンパクトな開発を」「展望タワーはどうか」などさまざまな意見が出た。佐藤健副市長は「どこまでが開発の範囲になるのか、という地元の懸念に応えないといけない。生活設計の目安が付けられるように範囲を示す必要がある」と述べ、年度内に策定する基本構想では、開発範囲のおおよその目処を示したい考えを強調した。

 委員は学識経験者や駅計画地域の代表、飯田商工会議所やJAみなみ信州などの各種団体、行政機関の代表ら15人。JR東海もオブザーバーで参加する。会長に都市づくりパブリックデザインセンターの小澤一郎理事長、副会長に佐藤副市長が就いた。

 初会合では、事務局の市リニア推進課が5月9日に開いた準備会で委員らから出された意見も踏まえ、具体的な検討事項として①交通結節(JR飯田線やバス・タクシーといった公共交通、駐車場やパーク&ライドなどの自家用交通との乗り換え機能の整備)②道路網(中央道や国道153号などのアクセス整備)▽③駅周辺整備等(サービス・交流機能、景観、高架下空間の活用など)―を挙げた。

 実務者による作業部会を通じて論点の整理や検討のたたき台を練り、少なくとも秋と年度末の2回は予定する検討会議で具体化させる。関係団体との調整や市民意見の募集も加えながら、年度内に図案を含む構想案をまとめる。

  

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