リニア27年開業「確実に」

リニア中央新幹線

[ 2020年 2月 7日 金曜日 16時22分 ]

 三遠南信道路建設促進南信地域とリニア中央新幹線建設促進飯伊地区の両期成同盟会は7日、定期総会を飯田市内で開き、統一決議を拍手で採択した。高速性と利便性の高い交通体系の整備を願う地域住民の期待に応えるため、三遠南信道は早期整備を目指し、リニアは「2027年開業の確実な実現」を目指すとした。

 三遠南信道は08年に飯田山本―天龍峡IC、18年に龍江―飯田上久堅・喬木富田IC間がそれぞれ開通。昨年11月には天龍峡―龍江IC間が開通し、飯喬道路の2工区が全線開通となった。3工区についても工事用道路の整備、橋の上下部工、トンネル工を進めている。また最難関とされる静岡県境の青崩峠トンネル(仮称)は本坑掘削に着手している。

 一方、リニアは南アルプストンネル(長野工区)で先進坑の掘削が始まり、伊那山地トンネル(坂島工区、青木川工区)、中央アルプストンネル(松川工区)では準備工事を進めている。

 両同盟会会長の牧野光朗市長は、2大交通の整備効果を最大限に生かすためには「地域が一体となった取り組みを加速させることが重要だ」と述べた。建設工事が本格化するリニアに触れると、JR東海には「地域の声に真しに耳を傾け、住環境に十分配慮して安全安心な工事に」と求めた。

 三遠南信道期成同盟会の来年度事業計画によると、3圏域で組織する期成同盟会などと連携し、要望活動を展開する。

 リニア期成同盟会の事業計画では、地域特性を生かした独自性と先進性の高い戦略的な地域づくりを展開することが重要だと指摘。計画への関心、理解を深めるための事業実施や、関係機関との連携などを盛った。

 総会後は国土交通省中部地方整備局飯田国道事務所の尾出清所長と、JR東海長野工事事務所の平永稔所長らが整備状況を報告した。

 平永所長は県内の工事契約状況を示した。全53キロのうちトンネルが48キロ。トンネルの6区間で契約となっているとした。

 喬木村から市内の県内駅までの明かり区間は用地取得を進めている状況。天竜川橋りょう(約520メートル)に言及し「今秋の渇水期から工事を進められるよう地元と調整している」と話した。

 リニア路線が通る座光寺下段地区で課題となっている防音防災フードの設置については「現在も検討を進めている」とした。天竜川橋りょうと西側で隣接する座光寺地区は、地区内工事の環境対策工で路線上を半円状のコンクリート屋根で覆う防音防災フードの設置を求めている。

 中央アルプストンネル松川工区(4・9キロ)は掘削に向けて、施工ヤードの整備と市道、県道の改良を行っている。

 残土置き場の確保は「県の情報提供に基づき、協議が整った箇所から順次搬入している」と説明。また「置き場所がないと掘削が進まない」とした上で、地元への分かりやすく丁寧な説明で理解を深めてもらうとした。

◎写真説明:三遠南信道、リニアの期成同盟会総会

  

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