下條村がリニア残土後利用計画のイメージ図作成

リニア中央新幹線

[ 2019年 4月 25日 木曜日 16時05分 ]

 下條村は24日、リニア残土処理地計画特別委員会の第4回を村民センターで開き、「健康」「持続可能」「交流」のコンセプト案からなる後利用計画のイメージ図を作成した。村は今後、イメージ図をJR東海に示すとともに、夏までに工事関係者側に出席を求める形での対策委員会を発足、具体的施設計画を練る方針だ。

 イメージ図は3点のコンセプトを基にスポーツや運動、食、自然体験などを組み合わせた楽しい観光体験活動を実践する仕組みの「スポーツ・ヘルスツーリズム」を掲げる。

 ▽道の駅▽健康志向▽健康▽緑地―の4つのゾーンに区分けし、総合案内所やカフェ、飲食店、温浴施設、収穫体験ができる農地などを検討。当初予定したスポーツグラウンドはクラフトフェアやフリーマーケットも開催できるような「多目的広場」に変更した。

 金田憲治村長は「環境の変化に対応できる、進化する施設を目指す」と強調。村の次期総合計画にも反映するとし「民間活力の活用」を念頭に、将来的には部分的な民間委託も模索する考え。

 委員会はこの日を最終回とし、修正を加えたイメージ図を村に提案する。村はできるだけ早い時期にJR東海に示すとともに、村政懇談会などを通じて村民にも経過報告する。

 委員からは、リニア中央新幹線や三遠南信道の開通を控える中で規模や集客に関し「市場調査、設計、営業展開を考えてもらいたい」「行政と村民が共同でつくるイメージで」「村民も積極的に訪れる仕組みづくりを」などの要望が出た。

 村担当課によると、現在JR東海が2社に発注をかけ、埋め立て量を把握するための地形測量とボーリング調査を実施中で6月末までには完了する見込み。環境調査、動植物調査も行われているという。

 同村の残土受け入れ場所は、同村睦沢の道の駅「信濃路下條そばの城」を含む火沢地区で、全体で約9・3ヘクタールを見込む。埋め立ての深さは15メートル~25メートルを想定し、残土を約100万立方メートル受け入れる予定。埋め立て開始時期について村は「まったく予想できない」としている。

◎写真説明:特別委が作成した後利用のイメージ図(右下が道の駅信濃路、左上にかけて国道151号が飯田方面に向けて走る)

  

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